拙のハサミ
最近カットをしながら見直してみる機会が多い。
これらに行き着いた時間と悩みなどが頭の中を回っている感じ。
他社の製品もそんな感じで造られていると思うが、
拙にとってこのハサミ達はやはり特別に感じる。
拙自身が安心して信用できるハサミはこいつら以外には探せないと思う。
全部知っていて、全部やりつくしている。
改良したい時には即座に手直しできる。
誰に気兼ねする事も無く
目的のカットに合わせて自由に切れ味を変更できる。
拙自身に胸を張れる事で、他の美容師さんにもやっと安心して出せるようになった。
今も継続しているそれら日々変化する
拙自身の自信なり経験は
こんな形で世に出せる事自体が奇跡で
どんな美容師よりも贅沢な事ではないだろうか・・・。
拙自身が思うがままに造り、
最善と考える事をこれからも日々やり続けて行く事が
結局は皆との信頼を維持しつつ
拙自身を育てて行く事でもあると思う。
色々な雑音も、あるいはアドバイスもいただくが、
拙自身は今後も「我」を通し、
できない領域なり、チャレンジしたい課題に向き合って行きたいと思う。
この一見小さく、「おもちゃのように見える人」も出そうな金属の造形物。
ここに行き着くまでの歴史を軽んじる人には
一生理解できないであろう。
大きくなる事が良しとされる時代を過ぎれば
時には小ささの中に可能性を見出すのもこれまた自然の法則だと思う。
実に幸せであると考える日が多くなってきたという感想である。
なんて大げさにカッコつけて書いてもダサいよね。
でも、自分のハサミが信用できる事は確か。
実に幸せなんだよねぇ~・・・。
それでも自由だからね。
つまりは何でも良い。
あくまでも拙の感想。
ようは落とし所の話。
またね。



