愛の賛歌 といっても、「あなたの燃える手で・・・」ではなく、典礼聖歌 381番
愛は心広く 情け熱く
愛は ねたまず 高ぶらない
礼に背かず、利を求めず、憤らず、
恨みを抱かず、不正を喜ばず、真実を喜び
全てを包み 全てを信じ 全てを希望し 全て耐え忍ぶ
愛はいつまでも 耐えることがない。
日々そう歌う。
だけどその心の中は、全くそのようにできていない。
日々利を求め、日々憤り、日々疑心暗鬼になり、日々我慢できずにいる。
この世の中で、ストレスと戦い、人と戦い、ついぞおごり高ぶってしまう。
振り返れば、自分はなんと軽薄で、なんと浅はかで、なんと愚かなものか。
時々消えてなくなりたくなる。
その思いは神の前でまさに打ち砕かれている。
しかし打ち砕かれた心は、また知らぬ間におごり高ぶる。
私は、本当に愚か者です。
