首都滞在も今日で終わり、
今夜発の夜行列車でクラムトゥに帰ります。


今回の滞在の一番の目的は、
国際農業フェスタ(Foire agricole internationale de Livreville)
へのJICAとしての出展でした。


農水産関係の省庁、国際援助組織、
各州の農業局、NGO、各地の農業共同組合(cooperative agricole)、
農水産関連企業、外国政府(他アフリカ諸国など)などなどが
一堂に会する展示会です。
主催は農業省で、多数企業が協賛しています。

今回、農水産系の協力隊隊員7名で協力して、
JICAとして出展し、JICAの紹介、各々の活動紹介をしました!



街なかにはこんな宣伝があちらこちらに・・・

ガボンで想う



会場全体。
特設会場です。(当日朝まで内装工事(?)が進められていて
間に合うのか!?とどきどきしましたがしっかり間に合いました)


ガボンで想う  

この写真は会場周辺の写真スポットを知り尽くした先輩隊員が撮影しました。


会場の様子です。
立派です。(シャンデリア・・・!)

今年から「第一回国際」フェスタとなったらしく、
昨年までは規模はもう少し小さかったようです。

ガボンは農業は決して主要産業ではありませんが、
このフェスタには力を入れているんだなと感じました。

ガボンで想う



JICAブースはこちら。

手前のモニターで各自持ち寄った任地での活動写真のスライドショーや、
A4にまとめた各隊員の活動紹介、
展示物(箱養殖、ネリカ米、野菜苗、コンポスト)の紹介を行いました。

ガボンで想う


こちらは模造紙で各隊員の配置紹介。

ガボンで想う

私は任地ですすめているコンポスト紹介(意義や利用方法、試作例)を
展示しました。

土に何かを投入するという概念自体ないひとも多かったので、
なぜ入れるのか、の説明から必要な場合も多かったです。

ガボンで想う ガボンで想う


こんな風にハッピを来て来場者に説明しました。
(フランス語がもっと流暢に話せればもっと話が進むのに、と何度も思いました)

ガボンで想う


会場視察にこられた首相や農業大臣、教育大臣も
ブースに立ち寄ってくださり、
一週間の期間中、ブースへの来客者数は延べ1300人以上になりました。


政府系の援助団体として(しかもアジア)の出展は珍しかったようです。

これまでも、「日本」という国の代表のひとりとして、
アフリカの人々と接して、日本の国の紹介をすることも多かったですが、

ブース展示準備をしているときに、何を目立たせたいかと考えると
日の丸国旗で「日本」をアピールする重要性を感じました。



先輩隊員と一緒に展示会に参加できて刺激となったこと、

イネや養殖など他分野を自分も説明してみるよいきっかけとなったこと、

来場してくださった省庁や企業、NGO関連などの方々と
少しだけ顔見知りになれたこと、

自分の活動にたいして色々な反応や意見がもらえたこと、


活動初期ではありましたが
よい経験ができたと思います。

準備からお世話になったJICA事務所の方、
一緒に出展して色々学ばせてくれた農水産系隊員の皆様に感謝しています。


(10月もそろそろ終わり。3ヶ月目の活動紹介まとめは
 ネリカ米セミナーとフェスタ出展の報告をもってかえさせて頂きます;;)



おまけです。

休憩中、お昼に食べたバナナの花の料理。珍しいので写真をとりました。
これは私の配属先の同僚達が露店で販売していた料理です。

花を細かく切って、調味料(マジ-キューブ。こちらの国民的調味料)、
うりの種をつぶしたもの、魚の燻製に油を加えて炒めます。

筋張ってもいなく、美味しかったです。
主食はもちろんバナナで。

ガボンで想う
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