新しいことやろうと思って、新しいクラスで頑張っていました。
ちゃんと人と話したし、怒られない程度に化粧もして、手を打って笑って、カラオケいって、ボーリングいって、
合コンにいったりもしました。
気が付けば制服も夏服に変わって、恋人も出来て、お弁当は友達と食べて、一緒にトイレにいって、
あのこきらいと陰口に勤しみました。
あれやこれやがゲームのように簡単で、失敗したところで消せばいいやって思って、
ああ、これで人並なんだと安堵して、本棚は埃かぶってました。
学校を休めば友達からメールが来ます。
虚しい、寂しい、イライラする、苦しい、辛い、死にたいと呟けば、誰かがコメントしてくれます。
二日連絡しなければ、恋人に心配されます。
こんな風になりたかったのに、それが嫌でしょうがない。
抱きしめられるのは好きです。
でもあなたのこと、多分好きじゃありません。
一緒に笑うのは楽しいです。
でもちっともおかしくないんです。
楽しいのかもしれないけど、今にちっとも幸せを感じられないわたしは多分贅沢者で、
そんならひとりでとことん贅沢を追求してやろうって気になって、結局ひとりに戻りました。
ごめんなさい。ばいばい。大嫌い。愛してる。16歳。クソッタレ。ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
こんばんは、田中世界観です。
