進化するプロパティマスター -4ページ目

進化するプロパティマスター

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竹内氏は学生時代にあまり勉強をせず、大学受験に失敗しそうな中、予備校の先生のすすめで朝日大学経済学科に入学しました。この選択が、人生の伴侶や大東建託という企業との出会いにつながったことを評価しています。大東建託を知ったのはリクルートの求人雑誌で、創業者の言葉に感銘を受け、入社を決意。大東建託は実力主義であるため、入社当初から「30歳までに課長になり、最終的には取締役になる」という明確な目標を持ちました。結果、26歳で課長に昇進し、不動産営業を担当しました。リーマンショックの影響で苦労したものの、その中で社長から西郷隆盛の言葉を受け、自らの成長を促す重要性を再認識しました。

竹内氏が大切にしている価値観には「夢を持ち、自分を磨く意志」があり、社員にも目標を書くよう指導しています。また、困難な選択肢を選ぶことで成長を促す姿勢も強調されています。人とのご縁を大切にし、過去の取引先との再会から多くのやりがいを感じています。大東建託グループは、賃貸住宅事業を通じてオーナーと入居者の双方をサポートし、長期安定を追求しています。物件の美観維持やトラブルリスクの管理にも配慮し、入居者の安否確認に迅速に対応するなどの取り組みを行い、全国1位の管理戸数を達成しました。

竹内氏の今後の目標は、3兆円の利益を達成することであり、そのためには社員のエンゲージメントを高め、若手社員を育成することが重要であると認識しています。また、社員には「会社のためではなく、自分の成長のために働いてほしい」と伝え、自身のスキルアップに注力するよう促しています。