雨予報がずれて曇りから夕方は晴れ、遅くに雨らしい。

運動不足解消にドラッグストアまで歩いてお買い物。

歩きついでに羽島市の史跡を検索して「松尾芭蕉の句碑」を見ていく。

江吉良町（えぎらちょう）にある水除神社。（みずよけじんじゃ）

当地は木曽川と長良川に挟まれ水害が多かったところ。

なのでこのような防災の神社がある。

芭蕉の句碑

実物見では表も裏もさっぱり読めなかったが説明によると

市人にいで是うらん雪の傘　

裏に嘉永元戌申年（1848年）初建立　とあるそうだ。

笈日記　三冊子（おいにっき　さんぞうし）に納められた句の一つ

雪の降る日に通りかかったら、雪のかぶったままの笠を売り付けられた　ということかな

芭蕉さん（1644～1694年）は、1684年8月に深川の芭蕉案を出立、東海道で伊勢・伊賀・大和を経て、吉野・美濃大垣・桑名・名古屋を周り伊賀上野に帰り、翌年大和路をたどり京都へ出て、近江路から江戸への帰路のおよそ八か月の紀行を題材とし「野ざらし紀行」を書いた。

その中に推敲したと思われる句がある。

市人よ此の笠うらふ雪の傘　（野ざらし紀行）

市人に此傘（このからかさ）の雪うらん　　（赤冊子草稿）

写真が切れて説明が読めないが、以前はもう少し北の逆川堤防上の茶所の前にあったそうな。

茶所の取り壊しの時に碑だけ福安寺へ、その後1954年堤防の撤去の時に台をこの水除神社に移設し1957年に句碑を移設したとのこと。

駐車場は無いが交通量は少ない。

旧道にあり住宅が並んでいる。

算数は得意だったが、普段使わない頭使ったら疲れた。

歩いて買い物＆史跡