12人のイカれたワークショップ


というタイトルの映画に出演します。
 


内容は言うと即ネタバレにつながるのでなかなか上手く言えないけど、作品の成り立ちとしては、ある映画の主演を選ぶワークショップオーディション(お芝居の稽古をしながら役者の個性を見てキャスティングするってヤツ)を受ける12人が、だんだんと役者としてだけでなく、芝居をしていない人間としての姿をさらけだす羽目になる…という、なんともホラーなガーン

本音をしゃべりまくってる。
覚悟してやってるから、そういう姿が映画に残るっていうのはホントに良かったんだけど。
とはいえ、一方では、観客のみなさまからすれば、全く知らない人のそんなこと聞かされてどうするのよ〜ってなるところもあると思う。

賛否両論になること必至雷

この企画が始まったのは2018年。
撮影は2019年の冬。
公開はその年の年内だったはずが・・・。

まさか、ここまで公開が延期されるとは思っていませんでした。
悔しい思い、ありますよ。
あの時に公開できていれば、とか。

あの時の12人の役者はそれぞれ。
新しい道を切り開いたり。
もがいたり、あがいたり、すがりついたり。


私は基本的にずっと何か食べてます笑
たまたまそういうシーンばっかりなんですてへぺろ
でも食べなが芝居してるわけじゃなく、これはドキュメンタリー部分なので、めちゃくちゃ素で食事をしているだけ。できればこれくらい自然に食事シーンを演じたいですよナイフとフォーク
食事しながら芝居ってほんとムズいんだよ…
食べる姿って欲求にかなり近いところ、というか、生きる欲求そのもので、だから普段の習慣とか身についた仕草が隠せないわけで。とういことを踏まえて、それほど見苦しさはなかったと思うので、ひと安心キラキラ


良くも悪くも、世にナニかを残すって大変ですごくって1人じゃどうしようもなくて、でも、一緒に肩を並べて同じ方向を見ていた仲間がいたこととか、時には泣きながら思いの丈を吐き出したりとか、ピリオドを打つ場所が同じじゃなかったりとか、それぞれのヒトやモノゴトにいろーんな気持ちがくっついて、結局今もこうして、芝居やってんだよなーって。


やめられないですよ、こんなおもしろいこと。



劇中劇の脚本を書いてくださった吹原幸太さんは、
昨年の春に脳幹出血でお亡くなりになりました。
wiki↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B9%E5%8E%9F%E5%B9%B8%E5%A4%AA

(これから公開される映画「99.9」のテレビシリースの方にも役者として出演されていたんですね。ご存命だったら映画にも出演されていたかなぁ、などと。)


完成した作品を劇場で見てもらいたかったですよ。