■11月4日、本年最後の士幌の大豆畑に出張フライトしてきました。
 季節的にも、もう10.000ftで-15℃くらいの外気温に下がっていますので、雲中飛行はアイシングの危険性をともなうため、数日間お天気が期待できないと飛べません。
 逆に、年末に近づくと高気圧に覆われて晴天が続く事も多いのですが、12月初旬のフライトで地上の気温が氷点下10度とかまで下がり、帯広で駐機中に機体のバッテリーが死んでしまった経験から、もう今回が本年最後と思います。
※画像は全てクリックで拡大できます。



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↑11/4昼前の花巻上空、13.500ftです。
 500hpa(約18.000ft)の天気図に湿域は見られないので、15.000ftくらいまで上がればオントップするだろうと思いましたが、9.000ftから12.000と薄いレイヤーだったので、すぐに突き抜けました。  

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↑ 高度13.500ftを維持。コース010で飛ぶために左に25度のコレクションをとって飛んでします。GSから計算すると55ktの西風が吹いています。これが追い風だったら有難いのですが・・・。

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 予想では最初の谷は、朝9時の時点で太平洋側に抜けているはずだったのですが、予想通りにはいかないものです。
 離陸段階で、青森まで飛んだ後に雲の状況から判断し、雲の上を高めに札幌まで飛ぶか、下をくぐって4.500ftぐらいで千歳の西を札幌まで飛ぶか判断することにしました。
 結果、一旦13.000まで上がって雲の上に出てから丘珠まで行き、そのまま隙間をぬって着陸となりました。
 外気温が高ければ、多少雲に入ってもIFRで同じ高度で飛べるのですが、この時期からはVFRが無難です。

 翌日、青空が抜けている部分も多いので、例によって晴れ間をぬって雲の上まで上昇、そのまま日高山脈を越えることにしました。
ソフトバンクの宣伝に出てくる白い犬が住む(?)、またノーベル賞を受賞した先生の出身地であるむかわの上空で、オントップとなりました。
 この状態で西風60KTに追われて、GS(ground-speed:対地速度)は170kt。着陸する時の様なレベルにエンジンを絞っているのに、170ktで飛んでいるのは痛快です。
 このぶんでは5分くらいで帯広空港を通り越してしまいそうです(汗)。


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↑ 山脈の上には雲が多いものですが、幌尻岳を超えたところで急に雲がなくなり、そのまま帯広空港に降下&直行です。

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↑ 高度がありすぎるため、大きく回り込んでRYW35のR-down-windに向かいます。
  空から見ても一面、秋ですね~

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↑ 北海道は、開拓時代よりまっすぐな道路ばっかりです。紅葉もまっすぐなライン。

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↑ LDG(着陸)が15時頃だったのですが、もうすでに夕闇が近づいています。急いで士幌の大豆畑に向かいますが、撮影にはぎりぎりの光度。
 この写真はASA4000だから撮影できましたが、肉眼ではほとんど夕闇です。最近のCCDの感度には脱帽です。


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↑ 一年間の苦労の結果がここにあります。
 収穫量としては豊作の部類に入るのですが、農薬を散布していないため、秋からだいぶ虫にかじられる被害を受けてしまいました。

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↑ 帯広をT/O(離陸)して日高山脈の真上です。
 申請したROOTは、帯広空港~東北VOR~花巻VOR~山形VOR~那須VOR~本田ap.
 場合によっては太平洋側の宮古~仙台~那須と変更も視野に入れていました。
 しかし、この日は土曜日の為に自衛隊の訓練がないようで、つまり「千歳の南海上にある訓練空域がCOLD」イコール・・・洋上飛行で山形VORまで直行が認められたのです。
  「札幌CONT、JA4128 requesut direct YTE」
 まぁ、VFRなのでクリアランスは出ないのですが、侵入禁止空域を通過しての直行が許可されました。


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 ↑ ちょっと長めの洋上飛行を過ぎて(かなりの燃料節約になります)、八戸が見えてきました。陸が見えるとやはりホッとします。


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↑自衛隊の八戸基地の滑走路が見えてきました。この時点で、日本海側に広がる多量の雲が見てとれましたので、少し飛んでHPE(花巻VOR)が受信できたら「direct HPE then YTE」の予定です。


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↑ 東北の紅葉ですが、この時の高度は12.500ft。紅葉は地上で見るのが一番ですね。


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↑日本海側は気圧の谷が通過しているようで、秋田や庄内のウエザーを取ってみても、相当悪そうです。くわばらくわばら。なるべく離れて飛びましょ。

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↑ 那須の上空あたりから、遠く前方に富士山が見えてきました。回転するプロペラごしには上手く写らないので、一旦機体を変針してパチリ。視程は100km以上ありそうです。

 直行を許可してもらったおかげで、向かい風はありましたが帯広から桶川(本田ap.)まで3時間ちょっと。気温が低くTASで150KT強。
 燃料もあまり食わなかったので、このまま丘珠までなら飛べそうな経済飛行ができました。
 次回も訓練空域がCOLDの時を狙って行きましょうかね。






■私たちが受精卵からヒトへと成長する過程で、脳よりも心臓や先に皮膚や腸が出来
上がる事が、発生学で明らかになりました。
 栄養を吸収する機能と、外敵から身を守る免疫の機能から出来上がっていくのは理
にかなっています。
 免疫機能は、口から入ってきた有害な物質は腸から排泄し、皮膚というバリヤーに
よって外から体内に入り込もうとする細菌や毒物から身を守る、生体防御機能とも言
えます。
 私たちを守る砦である腸と皮膚は、口とお尻の穴でつながった1本の管(くだ)の中
と外に例えられ、互いに影響し合っています。
 便秘や腸内環境が悪い時には、肌にブツブツができて目に見える形で異常を訴えか
けます。

 免疫の中心である腸内の「ひだひだ」を延ばすと、面積は400㎡とも言われます。一
方、お肌の面積はわずか1.6㎡ほど。
 テニスコート1面分もの面積で栄養を吸収し、免疫力を維持している腸と、畳1枚ほ
どの皮膚が口と肛門でつながっているわけですが、わずか畳1枚ほどの面積のお肌の、
そのまた何十分の一しかない顔や手足を日々磨いたりこねくり回したり・・・。
 皆さんはそこに毎月、いったいいくらのお金をかけているでしょうか。
 テニスコートの老化の方にこそ、もう少し手間とお金をかける必要があるのではな
いでしょうか?



 開発者の立場から、化粧品というものについて少し書いてみます。
■化粧品を英語で言うとCosmetics(コスメティクス)。その語源はギリシア語の
「kosmos」です。
 ギリシア語でKosmosの意味は「秩序」や「調和」。古代ギリシアの人々は星や星座
の動きに秩序があることを知っており、宇宙の秩序だった並び方から占星術が生まれ
ました。
 天体の運行に秩序があるという発見はやがて、宇宙が人生に影響を与えているとい
う発想につながったのです。
 やがて宇宙とコミュニケーションを取り合うあこがれは、宇宙を取り入れ、調和を
目指すようになりました。
 古代では、化粧が受け持つ役割は未知の宇宙へのメッセージであり、反対に化粧品
宇宙からのメッセージを自分の中に取り入れるという感覚から生まれたものなのです。
 いつの日も、女性が求める(男性も?)美への憧れや美しさは、宇宙と一体となっ
たイメージを持つことにより、実現するのではないでしょうか。 
 異性、同性という「人」に対してではなく、広く果てしない宇宙に向けたメッセー
ジとして、毎日のコスメを考えてはいかがでしょうか。 (つづく)



■きょう3/8はゴロ合わせでミツバチの日だそうで、蜜蜂にちなんだ健康食品の話題です。
「蜜蜂からの贈り物」などとして、蜂蜜やロイヤルゼリー、ポロポリスなどが売られて
いますが、その根本的な違いをご存知でしょうか。

●一番安いのがスーパーでも瓶づめで売られている蜂蜜(honey)。蜂蜜はミツバチが
植物から集めた花蜜(かみつ)を、唾液腺から出る酵素で分解・濃縮したものを巣に
蓄えた甘味物質です。まぁ、蜜蜂の栄養源とも言えます。 
●プロポリス(propolis)は、ミツバチが集めてしてきた木の樹脂とハチの唾液を混
ぜ合わせてできた物質。巣の中に塗って外敵から巣を守るための防御成分とも言える
建材です。健康食品として流行りましたが臭いが嫌われるようです。
●ロイヤルゼリー(royal jelly)は一番価格も高く、働きバチ頭部のロイヤルゼリー
を分泌する下咽頭(いんとう)腺と大腮(だいさい)腺から分泌された液です。
 幼虫は、孵化して3日間は皆ロイヤルゼリーで育てられますが、そのあとは後に女王
蜂となるべき、たった1匹の幼虫にしか与えられません。
 王台とよばれる特別な部屋でロイヤルゼリーのみを与えられて育ったのが女王バチ
となり、働きバチの3倍の大きさ、寿命も30倍も長くなり、多くの卵を産み続けます。

 人間の場合、飽食は寿命を縮めると言われますが、与えられる成分が違えば寿命が
伸びる点は蜂と同じと考えられます。30倍も寿命が伸びる物質があったらすごいです
が、85歳の状態で2000年生きたくないですね。




■褥瘡(じょくそう)と言う言葉をご存知でしょうか。
寝たきり老人などの床づれがひどくなった症状で、激しい場合は骨まで露出してし
まいます。ウィキペディアで検索するとショッキングな画像が出てきます。
 高齢化社会に伴って褥瘡はこれからの老人ケアの大きな問題になると思われます
が、弊社開発の美容液は皮膚の再生能力が高く褥瘡の治癒に大きな効果があるため、
老人を対象とした臨床試験を依頼するため、先週末にかけて北京に出張してきました。
 某病院で試験の打ち合わせをする前の打ち合わせ時に、とても驚いたことがあります。
 人口の多い中国もこれから日本同様に高齢化社会を迎えます。日本があと数年で4
人に1人が高齢者になるのに対して、中国はまだ12%ほどだそうですが、褥瘡の患者
数は非常に少ないとのこと。
 その原因は老人に対する考え方の違いのようです。儒教や老子・孔子の教えに基づ
いた教育・・・と言うか文化の違いでもあるようですが、自分たちが現在あるのは老人た
ちのおかげ、家族や社会で支えるべき存在という意識がとても高いのです。
 だから家で寝たきりで、寝返りが打てずに床づれを起こす前に家族がケアする。あ
るいは病院の数も多いので、褥瘡になるまで症状が進行することは少ないのだそうで
す。ために、今回の30例ほどの臨床試験のために、3つの病院に分散して褥瘡の患者を
探さなくてはならなくなりました。
 入院してケアを受けられる老人よりも、家族にも面倒を見てもらえない、動けない
のに大切にしてもらえない老人に多く褥瘡が発生します。
 臨床試験にあたり、美容液の創傷治癒効果の報告書よりも、このような社会状況の
違いや、本来あるべき考え方を日本人に伝える必要があるのではないか、とも思いま
した。(続く)