昨夜、楽しみに待っていた文庫本が届きました。

「がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方(宝島社)」です。

 

関本先生は、緩和ケア医としてたくさんのがん患者さんを看てきた矢先、

43歳でステージ4のがんと余命2年と宣告を受けました。

その後も闘病をしながら医師として仕事を続けており、

当事者・緩和ケア医としての視点で講演会や著書出版など精力的に活動していらっしゃいます。

 

そんな関本先生のオンライン勉強会に、先週参加させていただきました。

 

仕事のこと、ご家族のこと、自身の病状のこと、最期はどのように過ごしたいか、など

飾らない言葉で、淡々とユーモアを交えながらお話されていたのが印象的でした。

自身の病状と冷静に向き合いながらも、やりたいことに全力で取り組まれている姿に胸が熱くなり、

また小さな子持つ同じ親として、目頭が熱くなることもありました。

緩和ケアについてのお話では、真の意味で患者さんやご家族に寄り添うとはどういうことか、

必要なサポートとは何か、深く考えさせられました。

 

『患者さんが、いちばん大切にしていることを知り、それを最大限、尊重する』

今の自分の仕事にもつながる、大切にしたい言葉です。

 

 

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久しぶりの投稿となってしまいました💦

 

コロナ感染が猛威を振るっていますね。

私は今のところ体調も崩さず、元気に過ごしていますが、

体調を崩されて不安な日々を過ごされている方もいらっしゃると思います。

 

そこで先日、仕事の合間に近所の「板橋縁切り神社」に行き、

日頃関わりのある皆さまの健康を祈願して参りました!

(悪いものと縁を切るご利益では、なかなか有名な神社だそうです♪)

 

さて本日は、豊島区の【小料理屋 恵】さんにて、リハビリ相談会を行いました。

ご縁があって秋からスタートしたこの企画も、おかげさまで今回で4回目となりました。

このご時世ですので、本日は午前中のみに短縮しての開催となりましたが、

4名の方が足を運んでくださいました。

 

お一人ずつ体の不調についてじっくりお話を伺いながら、その場で施術を行いました。

リピーターの方、初めて来てくださった方など様々でしたが、

「楽になった!」「身体が軽くなった!」と喜んで帰ってくださり、大変嬉しく思いました。

 

お越しくださった皆様、いつもご協力頂いている小料理屋恵さん

(↑お弁当やパン等、健康志向でとても美味しいです)、

ありがとうございました。

 

今後も感染予防に最大限に配慮しながら、

一人でも多くの地域の皆様に喜んでいただけるよう、

今、自分にできることを考え、実直に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

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ブログの更新が滞ってしまいました。

 

本日は、オージー技研(株)の方とお会いし、電気刺激療法で使われる【IVES(アイビス)】について、色々とお話を伺いました。

 

 

このIVESという機器は、筋肉の活動電位を検知して、筋肉の動きに応じた電気刺激をしてくれる優れものです!

 

自分で動かせない関節の範囲を電気刺激の力でサポートして動かしてくれるのです。

 

この機器は、脳卒中で運動麻痺の症状がある方に一般的に使われます。

 

いまは回復期病院でも、かなり導入されてきているようです。

だいぶ電気刺激療法が広まっているようで嬉しい限りです。

 

それでも、私が担当する方はまだ電気刺激療法をされたことがない方が多いですね。

 

おそらく病院に機器があっても使えない理学療法士や作業療法士が多いのではないかと推測します。

 

もしくは電気刺激療法の適応外と判断したか・・・。

 

まだまだ保険外リハビリで求められる使命は多い気がします。

 

話が少し逸れましたが、この機器を使って利用者さんの運動麻痺の改善により一層、貢献できればと考えております。

 

本日はオージー技研(株)の方に貴重な時間をいただき感謝です。ありがとうございました。

 

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2021年2月21日・28日に開催した健康相談会にお越しくださった皆さま、ご参加ありがとうございました。

 

当日は、お話を伺いながら、皆さまそれぞれ、身体の不調を抱えながら大変な思いで生活されていらっしゃることを非常に強く感じました。

 

クリニックや病院、整体など、色々と渡り歩き、時間とお金を掛けても身体の不調が改善されず、途方に暮れていらっしゃる方が本当に多いことを実感しました。

 

ご参加くださった皆さま全員の不調を、1回の施術で完全に取り切ることはできず、中には、より専門的な医療機関を紹介した方もいました。このことは今後の私の課題となりました。

 

これからも、もっともっと技術を磨き、自己研鑚していきます!そして皆さまの健康に寄与していきたいと思います。

 

最後になりますが、今回の健康相談会は、私が学生時代からお世話になっている先輩にもご協力いただきました。いつもありがとうございます。

 

 

 

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本日はお知らせです。

この度、豊島区にて健康相談会を開催します。

 

【理学療法士による身体の痛み・運動麻痺の健康相談会】

 

開催日時

2021年2月21日(日)13時00分~16時00分

①13時00分 ②14時00分 ③15時00分 

 

2021年2月28日(日)10時00分~13時00分

①10時00分 ②11時00分 ③12時00分 

 

※約60分間の完全予約制です。

感染予防の観点から、お1人様ずつ(家族の同伴可)の対応としています。

 

場所

豊島区雑司が谷公園内 「丘の上テラス」集会室「なでしこ」

※公園内に駐車場はありません。お車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご参照ください。

 

対象者

・膝の痛みや股関節痛でお困りの方

・脳卒中後遺症で手足の麻痺を改善したい方

・新型コロナの影響で運動不足の方

 

内容

・健康相談、最適なリハビリや体操をお伝えします。

 

費用

無料

 

持ち物

・動きやすい服装

・必要があれば水分摂取できるものをご用意ください。

 

参加方法(TELorメールどちらでも可)

・TEL:080-5585-1084

・メール:rearc8@gmail.com

※件名に「健康相談」、本文に①お名前、②ご連絡先(TEL)、③ご希望日時、④お困り事等あればご記入ください。 

 

地域の皆さまの健康を支援したいというReArc(リアーク)設立当初からの想いがあり、今回このようなイベントを企画しました。

感染予防対策を徹底した上で、皆さまの困り事が少しでも解決に向かうためのお手伝いができればと考えております。

 

ご都合がよろしければ、是非ご参加ください!

 

 

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本日は転倒予防で爪先を上げて踵接地を意識させた練習ってどうなの?

というテーマでお伝えしたいと思います。

 

本来、足が地面に着く時は踵から接地します。

 

 

しかし、足が地面に着く時に、爪先から接地してしまう、もしくは足底全体で地面に接地して歩いてしまう方がいます。

 

もし、上記のように歩いていたら、転倒予防の観点から、リハビリスタッフに「爪先を上げて、踵からつけて歩きましょう!」と言われたことはないでしょうか。

 

高齢者の方は、けっこう言われたことがあると思います。

 

その歩き方を修正するために、リハビリ現場では平行棒に掴まりながら、踵から地面に接地する練習を、単に何度も繰り返しさせられてはいないでしょうか・・・。

 

私の経験からすると、対象とする方や練習の仕方にも寄りますが、その方法で踵から接地して歩けるようになるのは難しいです。

 

その練習で「踵からついて歩きましょう!」と何度も声を掛けられ、踵から接地することを意識させられ、不自然に爪先が上がった歩き方になっていませんか。

また、意識して爪先を上げて歩いているせいで足が疲れませんか。

 

踵から地面に接地して歩くことは、普段は意識して行うものではありません。

 

現在の持論ですが、踵接地は自然に行われるものなので、現状の歩き方を無理に意識して矯正する必要はないと考えています。

 

ですから単に踵から接地を促すために、平行棒に掴まって踵接地を繰り返すトレーニングを私は推奨しません。

 

そもそも高齢者は立位バランスが不安定なため踵接地しないことには理由があるはずです。

そこを評価して深堀りすることが本来は大切です。

 

転倒予防という名目で、単に踵接地を意識させて、それを繰り返す練習はあまり有意義な練習とは言えないのが結論です。

 

しかし、踵接地の練習は、大殿筋や中殿筋の収縮を促すこと、荷重感覚を養う目的があれば、その練習に意味はあるでしょう。

 

もし、リハビリを受けている方で、転倒予防のために踵接地を促す練習をしている方がいたら、再度リハビリスタッフと目的を共有するのも良いかもしれません。

 

 

p.s.ちなみに脳卒中後遺症で下垂足の方は爪先から地面に接地してしまう方が多いです。その場合は装具で対応することが多いです。

これは、また別の機会に記事で書きたいと思います。

 

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今日は膝関節痛に関して、お伝えしたいと思います。

 

皆さんの中に、膝関節の痛みで整形外科クリニックを受診し、「変形性膝関節症」と診断され、「膝を伸ばす筋トレ(大腿四頭筋の強化)をしましょう!」

と指導された経験のある方はいらっしゃいますか。

 
『でも、整形外科の医師に言われたまま、膝を伸ばすトレーニングしたけど、ちっとも良くならない…。』
 
なんてことはないでしょうか。
 
「医師や理学療法士から筋トレするように言われてるし、続けないとなぁ…。」と思って、頑張って続けても、効果が出ない方は実は多いのではないでしょうか。
 
日本整形外科学会の変形性膝関節症のガイドラインでは、確かに筋力トレーニングが推奨されています。
 
だから、医師や理学療法士も推奨しているわけです。
 
しかし、私の現場感覚でいうと、膝を伸ばす筋力トレーニングを続けても痛みが改善することはほとんどないです。
 
私は10年ほど、リハビリの現場で仕事をしていますが、膝を伸ばす筋力トレーニングをして、膝関節痛が改善した人をほとんど見たことがありません。
 
もし、あなたが今、膝関節痛を治すために熱心に膝を伸ばすトレーニングをしていたとすれば、努力するベクトルを変えた方が良いでしょう。
 
膝を伸ばす筋トレもそうですが、筋トレで痛みが改善することは残念ながらほとんどありません。
 
もし、膝関節痛でお困りの方は、参考までに以前書いた膝痛の対処方法をお読みください。これが絶対に良いわけではありませんが、改善の一助になれば幸いです。
 
そして、もし膝関節痛をしっかりと改善したいのであれば、ちゃんとと膝関節の動きを検査し、治療できる理学療法士にみてもらうことがベストだと思います。
 
(ほとんど見たことがありませんシリーズ、続けようかな…笑)
 
 

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本日の東京は、日中の最高気温が16度まで上がり暖かったですね。

 

さて、今日は「牽引療法」についての話です。

 

腰痛を患って街の整形外科クリニックに行き、「牽引療法」を勧められたことのある方、いらっしゃるのではないでしょうか。

 

その際、腰を牽引されて、腰が楽になった方はいますか?

 

おそらく楽になった方は、ほとんどいないのではないかと思います。

 

というのも、私は学生時代、病院で毎日物理療法のお手伝いをしていた時期がありました。3年ほど働きましたが、その間に牽引療法を受けて腰痛が良くなった方を1人も見たことがありませんでした・・・。

 

正直、『牽引療法って意味あるのかな』と当時から疑問でした。

 

でも、医師から牽引療法の処方が出された患者さんは、牽引をするために物理療法室にやってきます。結構心苦しいものでした・・・。

 

 

さて、腰痛に対する牽引療法に関して、日本では一般的に腰痛診療ガイドライン2019が参考になると思います。

 

そこに牽引療法の記述があります。

 

エビデンスの強さは「腰痛に対する効果は限定的」、推奨度は「行うことを弱く推奨する(提案する)」というレベルでした。

 

牽引療法は、必ずしも全く効果がない、というわけではなさそうです!

 

ただし、私の現場感覚でいうと、効果はないと言ってもよいです。

 

少なくとも、腰痛のある方に対して、第一選択で牽引療法はあり得ないでしょう。

 

もし、整形外科を受診して一番初めの治療が牽引療法だったら、少し疑った方がいいかもしれませんね。

 

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今日は休みの時間がとれたので、息子と雑司ヶ谷公園へ遊びに行きました!

 

息子は、昨年の秋に、保育園の初遠足で雑司ヶ谷公園に来たことがあるようで、園内の遊具の場所を色々と詳しく教えてくれました。

 

かけっこが大好きな息子と一緒に、園内をクタクタになるまで走りました。子どもって、ものすごく体力がありますね(^^)

走った後は、近くのパン屋さんで買ったチョコメロンパンとイチゴメロンパンを食べ比べ、「どっちが美味しかった?」と、他愛もない会話。ゆったりとした休日を過ごしました。

 

そして!

この公園で思いがけない収穫がありました。

息子とのかけっこの途中、園内に「丘の上テラス」という2020年オープンの綺麗な施設を発見!集会室の雰囲気がとても良かったので、今後お借りして、2021年3月にイベント開催を検討しております!

 

今後の緊急事態宣言の動向を踏まえて、詳細など決まりましたら、ブログでもご案内したと思います。お楽しみに音譜

 

 

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本日は、私が訪問のリハビリで担当している股関節痛をお持ちのお客さんについてお話しします。

 

60歳代の女性の方で、3年前に右の変形性股関節症と診断された方でした。

 

 

その方は、ご自分で『変形性股関節症』についてインターネットで調べ、どうやら運動するのが良い!と思い、股関節の筋力トレーニングを独自で行っていました。

 

頑張って6ヶ月程、続けていたようでしたが、一向に股関節の痛みは変わらなかったようで諦めていた時に、たまたま私のホームページを見てくださり、一度、お試しで『体験プラン』を申し込んでくださりました。

 

私がお体を確認した時は、股関節周りの筋肉が硬く、股関節の動く範囲も狭い状態でした。

 

また、歩く時は体が右側に傾いている状態で、痛みをかばって歩いていました。

 

変形性股関節症をお持ちの方は、大抵は股関節回りの筋肉が凝り固まっていることが多い傾向にあります。

 

なので、いくら熱心に筋力トレーニングを行っても痛みが改善されないことが多いです。

 

今回のお客さんの場合は、けっこうシンプルで、主に大殿筋と中殿筋、寛骨三頭筋が硬く、その影響で痛みが出ている方でした。

 

私がしたことは、しっかりと筋肉に対して、ダイレクトストレッチしてほぐすことをしました。ほぐすことで、その場で痛みが改善されて、3回目に施術した時は、かなり楽に歩けるようになりました。

 

現在は、1ヶ月に1度フォローしており、今後は3か月もしくは6か月後にフォローしても大丈夫なようになっていただく予定です。

 

前々回の記事の膝関節痛の対処方法でもお伝えしましたが、正直なところ、お客さんによって、痛みの原因は異なります。

 

しかし、傾向として股関節痛の場合は、股関節周りの筋肉をしっかりほぐすと痛みが楽になる方が多いです。

 

リハビリとして筋トレも大事ですが、股関節症の方は、まずはストレッチから行うことをオススメします。

 

ご自宅でも出来るリハビリの方法として、【股関節専門サロン 松本深圧院 田山陽平先生のYou Tube】で色々と動画を発信されていますので参考になると思います。ぜひご覧ください。

 

 

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