昨夜、楽しみに待っていた文庫本が届きました。
「がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方(宝島社)」です。
関本先生は、緩和ケア医としてたくさんのがん患者さんを看てきた矢先、
43歳でステージ4のがんと余命2年と宣告を受けました。
その後も闘病をしながら医師として仕事を続けており、
当事者・緩和ケア医としての視点で講演会や著書出版など精力的に活動していらっしゃいます。
そんな関本先生のオンライン勉強会に、先週参加させていただきました。
仕事のこと、ご家族のこと、自身の病状のこと、最期はどのように過ごしたいか、など
飾らない言葉で、淡々とユーモアを交えながらお話されていたのが印象的でした。
自身の病状と冷静に向き合いながらも、やりたいことに全力で取り組まれている姿に胸が熱くなり、
また小さな子持つ同じ親として、目頭が熱くなることもありました。
緩和ケアについてのお話では、真の意味で患者さんやご家族に寄り添うとはどういうことか、
必要なサポートとは何か、深く考えさせられました。
『患者さんが、いちばん大切にしていることを知り、それを最大限、尊重する』
今の自分の仕事にもつながる、大切にしたい言葉です。
ReArc 訪問型リハビリサービス 元住 考志(理学療法士)
TEL 080-5585-1084