釣りものは前から気になってたスミイカエギング。
アオリイカのエギングはボートで何度か経験があるけど、
中オモリ式のスミイカは初めて。
船宿は悩んだ末に、久々の浦安・吉野屋に決定。
前日火曜日は、木枯らし一番が吹くらしく、
東京湾海上交通センターのサイトを見ると
海ほたるで11m吹いている。夜中に弱まればいいなぁと思って就寝。
水曜日。
4時15分に起床、サイトを確認すると夜通し11m前後吹いて、
今現在も11mと変わらず。これは船が出ないか・・・?
吉野屋に電話してみると・・・
MG「もしもし?」
吉野屋「はい、全部の船出ますよ~ ガチャ」
通話2秒w 「吉野屋です」すら言わないってwww
そそくさと準備して出発。
5時過ぎに吉野屋に到着し、座席札を見るとスミイカはまだ誰も取ってない。
右舷オオドモを確保して受付をするが、まだ他にお客が来てないので
出船するか分からないとのこと。しばし待つ。
6時ごろに他に2名のお客が現れたので出船確定し、
結局お客はワタシを含め3名だけで出船。
ちなみに、3名の内、おじいさんはスミイカ初挑戦、もう一人の女性も初挑戦、
そしてオレも初挑戦。大丈夫か、この船w
で、実釣開始前に船長から左舷で並んで釣って欲しいと言われ、
二つ返事で左舷ミヨシに入る。この人数ならお祭りしないし、
初めてなので他の人が見えるほうがやりやすい。
(まぁみんな初心者なんだがw)
【タックル紹介】
ロッド:オリムピック ヴェローチェ GLVC-632ML
リール:シマノ スコーピオン1000右ハンドル
ライン:シマノ パワープロ0.8号150mのイエロー
リーダー2.5号フロロ1m
仕掛け:中オモリ10号
ハリス:フロロ2.5号 1.6m
エギ:2.5号~3号
他にバス用スピニングMLとメバルロッドを持参したけど出番なし。
エギは基本2.5号と言われていて、オレンジ、ピンクの下地ゴールドかマーブルが定番。
ボートのエギングの3.5~4号はいくつかあるんだけど、2.5号は持ってないので
言うまでもなく、釣具屋に行くたびに2.5号を買い足す。
定番カラーとアジっぽいやつ、イワシっぽいやつを調達。5本くらいかな?
船宿によっては3号エギを推奨している場合もあるので、
一応、念の為、保険的に3号エギも数本買っておく。
そしてさらに一応、念の為、保険的にアワビシートも買って貼っておく。
他のお客2名はシロギス竿を持参してるみたい。
おじいさんは1.2mのベイト、女性は1.5mのスピニング。
オレの竿がすごく長く見えて不安になるが、みんな初心者w
実釣開始前に船長から簡単なレクチャー。
【釣り方】
スミイカはアオリほど浮いてなくて、底べったりが基本。
だから中オモリが着底したら、ハリス分巻き取って、さらに50cm上げる。
オレのタックルだとリール3回転でちょうどハリス分にしておいたので、
4回転すればタナが合う計算。
タナが違うと全然釣れないので、海底の変化に合わせて
底ダチを頻繁に取るようにする。
アタリは竿先がもたれるような感じで即合わせ。
引き込まれるようなアタリに合わせてもすっぽ抜けが多くなる(アワセが遅い)。
とにかく違和感を感じたら空合わせする。
まぁとにかくやってみましょう!
8時30分ごろから実釣開始。
まずは定番の2.5号のオレンジから。
手順を確認しながらなのでギクシャク。
時々大きく煽って乗りを確認するけどアタリらしきものは
感じられない。
船中第一号は女性がアオリをゲット。まずまずの型。
次におじいさんがスミイカをゲット。しかし早速スミ爆弾の餌食にw
やばい!オレだけ釣ってない!こういうときはあせっちゃダメだ。
平常心、平常心と思いながら釣り続ける。
その後おじいさんがバラしたりしながらプレッシャーをかけてくる・・・
何度目かの投入で、中オモリが着底、
リールを4回転してラインテンションを掛けると、
潮の流れでラインが船底方向に入っていく・・・
と同時にラインがキューンと引き込まれた!
視覚・触覚から脳を経由せずに直接運動神経に伝達!
反射的に合わせると乗った!ヴェローチェがいい曲がりをしてる!
いい重量感だ!船長からの船上アナウンスで
「慌てなくていいからね~ゆっくりすぎない程度に巻いて~」
ナイスアドバイスですw 浮いてきたのはスミイカ!
ある程度巻き取ったところで、中オモリを掴む、
竿を置く、ハリスを手繰る、エギを掴む、
スミを吐かないように目の下あたりをギュっと掴む、
エギを外す、ばけつにそっと置く。
初スミイカ、キャッチ完了!
アタリはうまく感じ取れなかったけど、なんとか1杯はとれた。
どんな釣りでも最初の1匹は嬉しいね。
その後ポツポツと追加していくが、そんなに連発はしない。
一流しで船中1杯出るか出ないかって感じ(まぁ3人しか乗ってないんだが)。
他の二人を見ているとすっかり忘れていたのだが、
そういえばエギ交換してなかったことを思い出す。
いくつか交換していく中で、アジカラーのエギに「コツン、コツン」と
かなり明確に何かが当たる。最初はイカのアタリかと思っていたが、
あるときエギチェックのため回収してくると、後ろから何かが
追っかけてくる・・・フグだ!エギを回収すると、布がぼろぼろに・・・
正体はこいつなのかなぁ。
何度目かのポイント移動で、エギのサイズを3号に上げてみる。
すると・・・このポイントで連発!時刻は10時30分ごろ。
ほとんど入れ乗りで3連発、4連発と伸びていく。
船長もアナウンスで「入れ乗りだね~すごいね~」
もっと褒めてw 褒められると伸びる子ですwww
エギを確認すると、尻尾辺りに貼ったアワビシートに噛み跡がくっきり。
すげーなーイカってこんなに噛むんだ。アワビシート貼ったやつだけ
こんなになってるから、効果があったんじゃないかな?
数杯釣ったところで、分かったことがいくつかあった。
【エギについて】
エギの当たりカラーは終日同じじゃなくて、場所によって違うみたい。
ポイントAではオレンジに反応するけど、ポイントBではピンクが良い、とか。
エギのサイズは、2.5号でも3号でもどっちでもいいが、
これもポイントによって反応が出る・出ないが決まってくる。
なので、ポイントに留まっている間はアタリが出るまで
頻繁にエギをローテーションして当たりカラー・サイズを探した方がいいみたい。
そんなにエギを持ってないんで、オレンジ、ピンク、ナチュラル(アジ・イワシ)の
3つをサイズを変えながら探す感じ。
【釣り方について】
リール4回転が基本なんだけど、ラインの状況を見て回転数を変えていく。
真下に落ちてるときは基本の4回転でOKなんだけど、
斜めに入ってるときはエギが吹け上がってることもあるので、
3.5回転、3回転、2回転とかで調整し、「底から50cm」をキープできるようにする。
【誘い方】
スミイカのエギングでは、エギを動かしすぎないようにすることが大事。
なので、波による船の上下に合わせてロッドを上下させるくらい。
だけどこの日限定かもしれないけども、どうも「落ちてくる物」に反応してるくさい。
しゃくる→巻く→すぐにアタリが出る
感じから、フォールしてる最中に当たってくるみたい。
そこでアタリが出ないと、たとえタナをキープしていてもなかなかアタリがでない。
一旦イカの視界から外れるくらいしゃくってからのフォールが良かったのかも。
(だから長い竿が良かった)
【アタリ】
前アタリがものすごい微妙。例えるなら、「ラインにゴミが掠った」くらいの微妙さ。
もしくは、竿先にはまったく変化が無いけど、言葉では表せられない「違和感」がある。
竿先に反応が出てから合わせても乗るけど、前アタリが感知できれば
そこで合わせても乗せられる。逆に言うと、前アタリで逃げていく場合もあるので、
数を取るには前アタリを感知することが絶対条件になってくる。
そんなこんなで、釣り自体にはものすごい集中力が必要。
竿から伝わる情報に全神経を集中。
周りの景色も目に入らず、音も聞こえない。
アタリがあったら全力で合わせる。
竿がガツン!と曲がる。
アタリが遠のく場合もあるけど、それでもエギローテーションで
テンションを維持。
ん~、やっぱコレだよなぁ、釣りの楽しさ。
そろそろ時間も無くなってきた。ポイント移動のタイミングで
イカをクーラーに仕舞っていくんだけど、数えるとスミイカ18杯。
あと2杯釣れないかなー時間短いから無理かな~
船長からも数を聞かれ、18杯ですと答えた直後に乗った!
ナハハ、1杯増えましたよ、船長。
即投入すると入れ乗り!20杯でダブル天狗光臨!
船長もびっくり。ナハハ、20杯いっちゃったw
最後の2投で2杯釣って、
もういいやと思ったところで船長アナウンス。
「ハイでは終了にしたいとおもいまーす」
片付けてる最中に船長から声を掛けられ、
「スミイカ初めてなんでしょ?とても初めてには見えないよ、すごいねー」
最大級の賛辞です。釣らせてくれてありがとう、船長。
帰りは向かい風なので1時間20分くらい掛かったけど、
船室で爆睡のため気が付いたらディズニーランドが見えた。
結局この日は、
オレ スミイカ20杯、アオリイカ2杯
おじいさん スミイカ10杯
女性 スミイカ4杯、アオリイカ1杯、ホウボウ1匹w
おじいさんは巻き上げ途中のバラシが結構あった。
オレは巻き上げ中のバラシは無かったけど、身切れが1回。
しかも腕じゃなくて胴体らしきパーツがカンナに残ってた。
合わせ強すぎ?www
船着場から船宿に向かって歩きながら、おじいさんと女性に話をすると、
おじいさん曰く、普段アジ釣りとかの向こう合わせの釣りしかしないので、
アタリはあるんだけど体が反応しないらしいw
自分じゃ気が付かないけど、ルアーマンはやっぱり反応がいいみたいね。
女性は「スソになっちゃいました~」と言っていたが、
スソは1/3の高確率ですからw
つーことで、今回の釣行は1年でそう何度も無い
「満足できた釣行」だった。実に面白い。
「これだよ、これ。この感覚が欲しかったんだ!」
思うに、「こうなればいいなぁ」といった願望を実現できると満足度はすごく高い。
スミイカは正直ファイトらしいファイトはあんまり無くて、
掛けるまでのアタリの感知と掛けた時の重量感が釣りとしての面白さだと思う。
エギもルアーの1種だと思えば(事実そうだけど)、
ルアーフィッシング的な満足度である、アクションとフッキングは十分楽しめる。
エギスミイカは専用ロッドもあるけど、MLのベイトロッドがベストだと思った。
中オモリ10号だけど、キャスティングが無くて縦方向のバーチカルな釣りなら
これくらいの負荷は全然問題ない。ルアーロッドらしく感度もいい。
専用竿以外では、先調子で胴のしっかりしたシロギス竿やフグ竿が
代用として推奨されているけど、イカの暴れに追従するような
ある程度胴に乗るような感じの方がバレにくいような気がする。
スミイカのシーズンは長くないので、行くなら早めが吉ですよ。
(まぁ中オモリのアオリ乗り合いってのもあるけどねw)