都会に住んでいるCという男の子がいた。Cの家庭は、両親と兄(D)と4人で暮らしていた。両親は共働きで、夜遅くに帰ってくる日が多かった。その度に面倒見のいい兄は弟であるCを一生懸命世話していた。今日も、両親は二人とも仕事が忙しく、なかなか帰られそうにないとCと兄に連絡があった。そのとき時計は午後8時を回っていた。晩ご飯も食べ終わり、二人で一息ついていた時、玄関の方で「コン、コン・・・」とノック音がした。インターホンがそばにあるのに、ノックなんて怖いなとCは思った。しかし兄はそのノックの音に気づいていなかったし、こんな遅い時間に人を待たせるわけにもいかないと思ったCは、とりあえず兄を連れて玄関まで行った。兄がドアを開けた。けれど、人の姿はなかった。
「もう帰っちゃったんだよ」と兄がドアを閉めながら言った。Cはなんか変な感じを覚えた。インターホンを見逃してノックをしたにしても普通2回ぐらい繰り返すのではないのか?そのことを兄に言ったが、「急いでたんじゃね?」とか「Cの聞き間違えだったんだよ」とかですまされた。3分も経ったか経ってないかぐらいの時、また玄関の方から、「コン、コン・・・」とノックの音がした。今度は兄も聞こえていた。
「?、誰だろう、こんな時間に」兄はそう言うと、玄関の方へと足を運んだ。Cもそれについて行くことにした。そのときもやはり、人の姿はない、、、
さすがに兄も不思議がった。すると玄関を閉めておよそ5秒も経たないうちにまた「コン、コン・・・」とノック音がした。いくら何でもあり得ない、そう思った二人はそれを無視し、2階へとあがった。2階へあがっておよそ1時間、玄関の不可思議なノック音は30分前まで5秒おきに1回のペースで聞こえたが突然聞こえなくなった。二人はもううとうとしていて、もう寝るかってことになった。だが次の瞬間、二人の眠気は一気に覚めた。自分たちの部屋のドアから「コン、コン・・・」とノック音が聞こえてきたのだ。兄がCをかばうようにうずくまってた時もずっと、「コン、コン・・・コン、コン・・・」とノック音がする。二人とももう涙目だった。そのとき玄関の方で「C、D(兄)、ただいまー」と母親の声がした。そのあとに「遅くなってごめんな」と父親の声が続く。両親が帰ってきた。その瞬間からノックの音も聞こえなくなってCと兄は急いで階段を駆け下り、両親のところへダッシュで行った。
すると両親が口をそろえて「玄関のドアノブがすごい曲がっていたけどどうしたの?」と聞いてきた。二人は記憶をたどった。すると、あることに気づいた。ノックの音と共に、ガチャガチャとドアをこじ開けようとしている音がしていたのを・・・・
ノック音はなんかすごい不気味な音に聞こえるのはじぶんだけでしょうか?
皆さんはどうですか?
今日はここまで、でわでわ(^-^)ノ~~
