タンザニアの楽しかった思い出の前に・・・
ザンジバルで隊員生活2回目のマラリア発症・・・
プリズンアイランドへ行った帰り、ホテルへ向かう道中かなりフラフラになってしまい、ホテル到着後、熱を測ったらなんと
40.7℃
プリズンアイランド(無理してポーズ。この時すでにしんどかった・・・)
JICAの健康管理員に
2度めは無いからね!
と念を押されていたため、極力避けたかったマラリア検査。(現実逃避)
でも今回はやむを得ない・・・
というか検査の前から薄々感づいていた私。
2度めなので、ただの熱かマラリアか何と無く分かるようになってしまいました。
結果は、案の定
陽性
おかげでザンジバル30時間滞在でダルエスサラムへ飛ぶことに
頭の中は
"任短"
の文字でいっぱい。
一緒に旅行してたメンバーに、
今は何も考えずに病気を治すことに専念しなさい
と何度言われても
やっぱり頭の中は
"任短"
の文字でいっぱい。
任期短縮で帰国になることだけは嫌~
任短って言われたら
どう健康管理員&所長を説得しよう、マラウイに残れるようどうお願いしよう。
どうしたら残りの活動が続けられるかな。
このことで頭いっぱい。
8月のいっぱい予定の詰まったスケジュールのことも心配。
生徒との約束どうしよう、ピースコーの勉強合宿どうしよう、研究授業どうしよう・・・
正直、マラリアに強い私。
私にとってはマラリアの症状はこじらせた風邪程度。
だからついつい治療よりも今後の活動を考えてしまう。
これはかなり危険な考え。
マラリアは、ひどくなると貧血→輸血が必要になる病気。
死ぬことさえ稀ではない病気。
3度めはリアルにない。
次訪れる雨期が今から心配でしょうがないよ~。
蚊におびえる1年になりそうです。
防蚊対策!防蚊対策!
おまけ
今回、同じ日にマラリアでダルへ上がってきたタンザニア隊員。
私より原虫数少ないのに、私よりきつそう・・・
彼の原虫数:1000
私の原虫数:7500
たいてい原虫数は2桁らしい。そしてヒドイ場合でも500程度。
彼もすごい数だけど、私の数はありえないらしい。
後から聞いた話、原虫が詰まって脳梗塞を起こしてもおかしくない数字よ!と医者だか付き添ってくれた健康管理員だかが言っていたみたい。
こわっ
そんな中、チキングリルを病院で頬張った私。(友達が買いに行ってもらった)
そして、
「大丈夫ですか~??」
と隣で震える彼を心配する
7500も原虫いたら普通は食べれないし、動けないらしい。。。
健康管理員に
「強さが日本人じゃない、ほとんどアフリカ人だ」
と言わせてしまいました
そして
そうそう私は強いのよ~
って喜んでしまった。
だけど、だから余計危ないらしいです。
見た目元気だから、状態が悪くても気づけない。
う~ん・・・気をつけねば。
まぁそんなこんなだったけど最後には、
ザンジバルは新婚旅行でリベンジだ~
だから、ザンジバルに近いヨーロッパの人と結婚する
とダルで誓ってマラウイへ無事帰ってきました。