どうも、仮想のゲイバー「G-STRIKE」のオーナー「セブ」です。
今日は「赤の他人を思いやる余裕を持つことの難しさ」について話していこうと思います。
今日の出来事
今日ホッソイ道路を自転車で走行していると向かいから仲よさげな3人衆が現れました。
まぁ女子高生ならわかる。あの子達はいかに仲間内で自分のポジションが大切か毎日戦ってるからわかる。
一歩でも後ろに引いたらこのグループで弱いのは「私」ってなるからわかる。
でも今回現れたのは、いい大人たちです。性別もまばら、スーツを来たおじさまとおばさまです。
ホッソイ道路なので3人並ぶと通れません。自転車だから譲れって言われても譲れるスペースがないぐらいほっっっっっそい道です。
結局、よろよろ近づいて、僕が止まったところでまるで見えていないかのようにすり抜けるように通り過ぎていきました。
「いやほんまなんなん?」って話です。
別に彼らの文句を言いたくて記事にしてるわけじゃなくて(文句は言いたいけれども)これってなんで起こるのかなって思ったので考察していきました。
見えていないかのようにって書きましたが、実際僕が死んでいてほんとにみえてなかったらすいません。
仲間内で会話をした途端第三者が見えなくなる現象
自分はこれを「仲間内なら第三者がどうなろうと構わない理論」と命名しました。
例えば、カフェで1人の時、あそこうるさいなーとかなんで声もっと抑えられないのかなーっておもった経験ありませんか?
あれって仲間内のグループしか見えなくなって他の人達が見えていなくなっている状態なんだと思います。
僕の見解はさっき余談で話した女子高生の仲間内でのポジション争いに通じるところがあるんじゃないでしょうか。
★「声を落としたら?って言ったら嫌われるかもしれない。」
★「自分だけ声を落としたポジションが下がってしまうかもしれない。」
★「このグループが大切で赤の他人なんて所詮どうでもいい」
こんな感じのことを思っているのだと僕は考えました。中には「何も考えていない」ってパターンもありますが…
総じて言えることは「グループ > 他人」ってことです。
赤の他人に取るアクションはひとつ
なかなか難しいですよ。
赤の他人を気遣うって言うのは僕の体験談に話を戻しますね。
得体のしれない自転車の男に道を譲る。というアクションは、中のいいグループとの会話を中断して2,3歩後ろにいって道を譲るというアクションになります。
これって本人たちに何のメリットがありますか?デメリットしかないですよね。
楽しく話していた会話は途切れるし、誰が道を譲るかで無言の攻防が繰り広げられてしまいますし。
ということで3人組の取るアクションは下記のようになります。
「何もしない。」
何もしない。というアクションがその場を切り抜ける最大のアクションなんです。
どこの誰かも知らない赤の他人に道を譲るぐらいなら何もしないほうがメリットが大きい。これが答えなんじゃないかなって思います。
どうしたら赤の他人から脱出できるのかを考えてみた
向かいからくる自転車の男が会社の上司や取引先の「なんやかんやある人」だったら3人は音速で道を開けたとおもうんですよね。
でも得体のしれない赤の他人だから見えないことにした。
じゃあどうしたら赤の他人から脱出できるのか。
まずあなたや僕が同じ状況なら赤の他人を自分にとって「なんやかんやある人」だと思いこんで行動すれば赤の他人にも優しくできます。
これで主観的な行動は解決されます。
逆に、3人衆に道をすこしでもあけてくれる戦術を考えました。
「歯を見せて会釈をすること」
少し笑顔で会釈をすると、「え?見覚えないけどもしかするとどこかでなんやかんやある人なんじゃないか?」って思うって作戦です。
ここでそれでも道を開けてくれないなら、「ご無沙汰してます!」とか言えば完全にこっちのペースです。
ご無沙汰しているかどうかはさておきなんやかんやある人に違いないと3人衆は認識してくれ、そこに作られた人の壁を崩してくれます。
赤の他人を思いやるためにはどうしたらいいのかまとめ
▶ 赤の他人 < グループ
▶ グループの上下関係に響く行動はしたくない
▶ 結論 赤の他人には「何もしない」
▶ 他人と思わせない行動で打破できる?
▶ 逆の立場だったらどうするか?
三人衆にもいろいろ事情があって道に人の壁を形成したわけで彼らには何の罪もないですし、壁が崩れるぐらいの時間的余裕があるのでべつになんとも思っていませんが、僕が反対の立場であれば道を開けていたと思います。
今回は歩行者×3人でなんの違法性もありませんが、自転車×3人は違反行為になるのでやめてくださいね。
僕がまったくの赤の他人を思いやるときにいつもするのは
「赤の他人に気遣かえる自分かっこいい」って思うことです。
そして「赤の他人に優しくした自分を自分で褒めること」です
ゲスいですよね。それでもいいと思っています。
他人にされて嫌だと思う行動は取りたくないです。
イイコトして偽善者とか言われるのもアレなので自分で自分を褒めることにしてます。