状況が分かって良かったわ(^-^)
 
先日、
ご葬儀の介添えをさせていただいた
時のこと……
 
ご年齢から、
耳が聞こえにくい状況の喪主様。
 
お通夜が始まり、お寺様もよくお話を
していただける方で……
 
でも、喪主様の様子を見ると……
「??????」な状況。
 
お寺様のお話の内容は、
「なぜ、この戒名をつけたのか?
 それは、喪主様からお聞きしていた
 理由があって……」
などとても大切で、必要なお話。
 
『喪主様にもきちんと分かってほしい!!』
と思い、
音声変換アプリを開いてみたものの、
お寺様の声質なのか、音が遠いためなのか、
活用できる感じではなく……
 
ふと大学時代の講義保障活動の
経験を思い出し、バインダーに
コピー用紙を挟み、ノートテイク。



事前に用語表記の打ち合わせなど
していないし、
宗教の話はなかなか表記も難しいので、
全てお伝えすることはできなかった
のですが、大切なところはご理解
いただけたようでした。
 
お経本も、
読み上げている部分を指し示すと
きちんと一緒に唱えていただけたし、
「一緒にお経をお唱えすることが、
 供養になります!」
とお寺様がおっしゃったことも、果たせて
「状況が分かって良かったわ(^-^)」と
にっこりされた様子に、私もホッとしました。
 
 
丁寧にお勤めされるお寺様で、
お通夜は約50分。
ご葬儀は約90分。
 
ずっと喪主様の椅子の横で
膝立ちしつつ、手を伸ばして指し示しつつ…
で、閉式した時に、私、なんだか
生まれたての子鹿のようでした(^◇^;)
 
こんな形のお手伝いも楽々できるように
体力づくり必要ですね!
 
あと、さっと書いても綺麗に読める
文字を書けるようにしよう(^-^)
 

今回、お通夜に来られたご親族が、
私の様子を見て
「その方法で伝えればいいんだ!
 私もそのようにします!」と
おっしゃり、ご葬儀の時から
ご自身でバインダーと紙を用意され、
喪主様とのお話を筆談もしつつ
されていたのが、とても良かった
なぁと思いました。
 
伝わるって大切!(^-^)