すっかり時間が空いてしまいましたが…
先々週の土曜日は息子の小学校の卒業式でした。
( ̄▽ ̄)=3 は~
短いようで長かった6年間でした。
途中で“(半分)日本人”と言う理由でのイジメがあったりして、登校拒否もした息子。
親子で沢山泣いて悩んで、決して楽しいことばかりな小学校生活ではありませんでした。
初めての子供の就学経験が、母国・日本でではなく、異国で、特に宗教の勉強には、生まれながらのイスラムではない私には難しいことが山のようにあり、言葉の面でも、正直、子供達に任せるしかないと言う判断も沢山してしまい、全く頼り無い母親だったと思います。だから、本当に息子はよくやったと思い、感無量です。・°・(ノД`)・°・
さて…
子供達の通う小学校の卒業式。
どう言う訳なのか、息子が小学1年生の頃から、式典に伴う諸々の催しに出ているため、それを観に行くことで、卒業生でも無い在校生の親なのに、毎年式典に出席していた私。
息子が3年生に成った頃から、式典の中に、スンダ(西ジャワ州に多く住む民族)の文化を取り入れるように成りました。
私の住むBEKASI(ブカシ)が、西ジャワ州に属しているからなのか?他の学校の卒業式を知らないので、何とも言えませんが、ガイコクジンがよく知るバリなどの文化と違い、普段なかなか目に出来ないスンダ文化の一旦を垣間見られるのは、ここに住む醍醐味だと思い、それ以来、毎年の卒業式が楽しみになっていました。
だから、今年は主役・卒業生である息子の晴れ舞台。
どんな趣向の式に成るのか?結構楽しみにしていました(^∇^)
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今年は、毎年学校の講堂(と言うか屋内広場)で行っているのとは違い、式を観るように成って以来、初めて別の場所(多目的会館)での式と成りました。
ちょっと薄暗い写真ですが、なんと!今までの式典には無かった、スンダ・ガムランの生演奏が…o(^▽^)o
シンプルなスンダ・ガムランですが、あの哀調を帯びた独特のメロディが素敵です
Baju Wisuda(卒業生の着る制帽・制服。togaとも言う)を着て、Wisudawan/Wisudawati(卒業生)入場。
これ、6年前の息子の小学校入学日です。皆、小さ~い(‐^▽^‐)
↓息子の隣のクラスの担任の女の先生は、卒業を控えた子供達を前に、6年間の思いを込めて
↓「皆、大きく成って、可愛く成ったし(女の子に対して)、カッコよく成った(男の子に対して)わねぇ。
↓でも半面、臭くも成って…(体臭のことを言っているらしい…( ̄_ ̄ i))」としみじみ話したそうです。
↓…( ̄Д ̄;;…
↓なんつー、感想なんだ…
さて、卒業式典前の、恒例の芸術祭の始まりです。
3年生の長女の同級生の出し物。<バリ舞踊のTari Pendet>
クルドゥン(イスラムの被り物)を付けての踊りです…。イスラムの学校での催しとは言え、(-"-;A う~ん…
長女と友達4人で、昨年流行った『Kepompong(クポンポン=さなぎ)』を踊ります。
4年生の出し物は<Tari Moderun“Merah Putih”>独立記念日に子供達が唄う歌です。
長女の同級生が踊るバリ舞踊<Puspanjali>。右側の子は、私と同じYayasanで踊りを習っています。
踊りばかりではありません。
5年生は、アンクルン(西ジャワの竹で出来た民族楽器)を演奏。
2年生は、ジャカルタの踊り<Tari Yapong>を踊ります。
さて…。
こんな芸術祭が延々1時間…。
続いて、卒業式典本番です。
主役である卒業生…
完全に
…( ̄ー ̄; おい…
ヽ(`Д´)ノ
ちょっと!ちゃんと座っていなさいよ!アンタ達のための式なんだから!
と息子達に注意しても
「…だって~、疲れちゃったんだもん~~(`ε´)」とブークサ言う息子達…。
確かに、こんな暑苦しい格好と頭が痒くなる帽子を被り続けての待ち時間は辛いとは思うけれど…
ま、先生達も何も注意しないし、ダラケている息子達は放っといて…
о(ж>▽<)y ☆ いよいよ、楽しみにしていたスンダの劇(?)の始まりです。
<Barudak bah bahrudarman(スンダ語で、旗を持つ戦士)>。
鼻の下の描いたチョビ髭(クミス)がポイント。ここでは、大人の男性に扮する時は、必ずチョビ髭を描きます。
Barudak bah bahrudarmanの後には、国旗を持ったPaskibra(独立記念日の国旗掲揚時に扮する格好)が2人。最後尾に、最優秀卒業生の男女2人。
スンダ・ガムランの演奏開始と共に、<M'bah lengser(レンセルじじい)>が登場。
ヘコヘコした腰の動きとチョロチョロした落ち着きの無さが特徴。
真っ白い髪と髭モジャの風貌が、どことなく、ラマヤナに出て来る白猿のハノマンを連想させます。
M'bah lengserは、毎年在校生の5年生の男子生徒が演じます。今年はAdey君がやりました。
M'bah lengserは、スンダの劇に欠かせない人物だそうで、風貌は貧乏臭いじいさんで、滑稽なピエロのような感じなのに、魔法が使えたり、未来を予知出来たり、知識人でもある賢者なのだそうです。
バックのスンダ・ガムランのグンダン(太鼓)を叩いていたBapakの1人が、M'bah lengserのセリフを吹き替えます。こう言う役をM'bah suripと言い、スンダの劇の音楽を演奏する人々をDalang bah genditと呼ぶそうです。
スンダ語全開で、喋り捲るDalang bah gendit(=M'bah lengser)。
これを理解している大人は果たしてこの中に何人居るものか…?私だってチンプンカンプンです。
機関銃のように喋り、笑い続けたM'bah lengserがようやく後に下がると、傘持ちオジサン=Paman cempayung登場。
Paman cempayungに続いて、盾と槍を持った戦士=Budak bah bengikが登場。
Budak bah bengikは、Paskibraの横に並びます。
舞台の方では、踊り子達=M'mah suripによる祝いの舞いが披露されています。
旗持ち=Barudak bah bahrudarmanだけが、前に進み出てM'mah suripと行列の行進を待ちます。
劇が始まって40分。ようやく主役(卒業生代表)の行進です。
主役が進んで行くので、それを観よう!とギャラリーもどんどん前へ~っ!!!
このゴチャゴチャ感!
カメラやビデオを撮る人が居ようが、それが卒業生の親であろうがお構い無し!!
この秩序の無さがまさにインドネシア。
…でも… \(*`∧´)/見えないんだってば~~~っ!!!
こう言う時は、自分もギャラリー同様に図々しくガンガン前に出て行かなければイケマセン!!
校長先生が登場し、卒業生代表の2人にお祝いの花輪をかけます。
この後、卒業生代表の2人は、校長先生に跪き、6年間の感謝と謝罪の言葉を述べます。この時、その言葉を詩として朗読しますが、そう言う人をスンダ語でBarudak tengikと言うのだそうです。
この、一瞬、厳粛なムードに成る中、どこからとも無く現れたM'bah lengserが、主役達の後でヘコヘコと落ち着きません。なんとも可愛いじいさんです。
卒業生代表やスンダの劇メンバーが下がって、式は終盤へ。
別れの歌の中盤。悲しいメロディの伴奏の中…
出ました!!
卒業式典恒例の、卒業生代表の女子生徒によるPuisi(詩の朗読)です!
インドネシアはPuisiがとても盛んで、身振り・手振り・情感タップリに詩を朗読するのがフツウです。
この式典に欠かせない・卒業生による恩師達への感謝の詩を朗読する際にも、内容がイマイチ理解出来ずとも、朗読する生徒の声と表情で、私までもが毎年、涙を誘われてしまいます。
ご覧下さい。
ヽ(゜▽、゜)ノ「ボク~?ボクは泣いたりなんかしないよ~♪
ボク達男は皆練習の時、Puisiを聴いてて笑ったりして先生に怒られているくらいだから」
な~んて言っていた息子でしたが、万が一、泣いていたりして…?と思い、ビデオを向けてみたら…
( ゚ ▽ ゚ ;)
おい!!
泣いてるの?!もしかして…?!
( ̄Д ̄;;…でも、よく観たら…
嘘泣きって直ぐバレル泣き方だよ…( ̄ー ̄;
息子はともかく、会場が涙を誘われる感動的な場面の最中…
…
…のっそりと
…(=◇=;)
それを発見した教え子達、
「私も!私も~っ!!」
と、蟻の如く先生に集り始めていました…
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:フ… さすがはインドネシアだわ…
さて、ランブータン先生は放っといて…
ようやく、卒業証書の授与です!
壇上で、まず校長先生から、制帽のフサを左から右へ移動させて貰います。
これが『卒業出来た=Lulus=合格』の意味なのだそうです。
証書を受け取り、壇上の恩師や事務員全員に1人ずつ、Salam(=感謝と謝罪の挨拶)をして行きます。
この後、父兄も全員壇上に上がり、同じようにSalamをして行きます。(ちょっと面倒で嫌い…((o(-゛-;)オイ)
息子と友達。
手前味噌ですが…
学校での最終試験で2位に成った息子。
優秀者への表彰式で。トロフィーをいただきました。
式も何となく終わり
(厳かに終わる…って感じじゃないのがインドネシア流だと毎度感じます。良いのか悪いのか???)、
1年生からずっと仲の良かったディッキーと息子を無理矢理並ばせて撮りました。
だって、6年前の小学校入学日に、こんな写真↓を撮っていたからです!(*^▽^*)
とっても小さかった息子とディッキー。
随分と変わったね、2人とも。
Kepompongの衣装をとっくの前に脱ぎ捨ててしまった長女と息子と。
※青色斜文字のスンダ語とその意味は、スンダ語を勉強している息子からの伝授ですが、間違いなどがありましたらご指摘お願いします!m(_ _)m























