パ・リーグではソフトバンクが優勝した。

セ・リーグでも広島が優勝目前だ。

一方で繰り広げられる、セ・リーグ3位争い。

日本一だけを目指しているチームとしては、

あまりにレベルが低い争いと言わざるを得ない。

 

巨人軍にとっては、優勝できなかったことがすべてで、

3位も4位も同じようなものだ。

強いて言うなら、東京ドームで開幕したいから、

是が非でも3位に・・・といったところだろうか。

 

今の暗黒時代は数年前から予想されていたが、

現実として目の当たりにすると、まだ信じられない。

いや、信じたくないのだろう。

 

前回の暗黒時代は、このブログのファン諸君もご存じのとおり、

堀内監督時代。

次鋒レオパルドンの瞬殺よりもひどい時代だった。

その数年間の低迷を抜け出した後、3連覇を2回達成するという

黄金時代を迎えた。

 

だが、今回の暗黒時代はあの頃と少し異なる。

それは、黄金時代を支えたメンバーの衰えによって

迎えている暗黒時代だからだ。

それだけに、ファンも黄金時代のイメージから脱却できず

それを信じることができない。信じたくもない。

どこかでまだ期待してしまう。

編成側や首脳陣もそうなのだろう。一新することができない。

 

また、黄金時代は、FAの小笠原、移籍してきたラミレスなど、

強力な助っ人、またはドラフト上位の阿部、坂本などの

生え抜きが活躍してのものだった。

 

しかし、今はFA市場にロクな選手がいないばかりか、

ドラフトでも毎年失敗している。

この暗黒時代を抜け出す術が見つからないのだ。

その意味で、今回は前回の暗黒時代よりも根が深い。

 

このままでは、あと3年・・・いや、あと5年は暗黒時代が

続くだろう。

FA市場に頼れない以上、まずは10月26日のドラフト会議。

今回のドラフト会議は、今後の巨人軍の命運を握っていると

言ってもいいだろう。

 

菅野も、坂本も、5年もすればもう衰える。

ドラフトの成功がなければ、さらに長い暗黒時代が

待っていることは火を見るより明らかだ。

プラスして、良い外国人の獲得、FA市場の効果的な利用。

編成側も工夫が求められる。

 

本気で立て直す策を考えなければ、本当に手遅れになるだろう。

読売球団には、覚悟を持って立て直す姿勢を見せてほしい。

プロレス大賞の発表がありました。


なんと、ベストバウトに天龍源一郎vsオカダ・カズチカ!

「ベストバウト狙いますよ」と言っていた天龍。

見事、有言実行。カッコよすぎる・・・。


いい試合、美しい試合は他にいくらでもあったと思う。

天龍ファンとして、この試合が選ばれたことは、

今のファンに申し訳なく思う気持ちが半分。

しかし、選ばれた意味はものすごく深いと思う。


一番の理由は「プロレス」を魅せたことだろう。

しゃべりが得意な二人でもない。

その戦いそのものが感動を与え、プロレスって何?

の答えを見せてくれたのは間違いない。


もう一つは、選考した記者、見届けたファンからの

感謝の気持ちであろう。

特別功労賞だけでは天龍への感謝は表せない。

最後まで「戦い」を貫いた天龍への敬意でしょう。


そして、ベストバウトは当然一人で獲れるものではない。

前代未聞の引退試合でのベストバウト受賞ということで

天龍がクローズアップされるが、共に試合を作った

オカダの株もこれでまたグンと上がっただろう。


馬場、猪木をフォールした。

三冠とIWGPを巻いた。

日本のトップレスラーを全員倒した。

いろんな偉業を成し遂げてきた天龍だから、

我々ファンも天龍が少しの偉業を成し遂げても

当たり前のように思ってしまう。

しかし、今回の受賞はさすがにビックリだよ。

しかも、MVP部門もオカダに次ぐ2位とか・・・。


引退してもなお、我々に感動を与えてくれる天龍。

天龍のファンで本当によかったなー、と思えた

今回の受賞でした。


選考してくれた記者のみなさん、ありがとう。

高橋由伸引退試合。


ここ数年、この日がいつ来てもおかしくないと

覚悟はしていたが、ついに来てしまった。


タツノリや天龍と違い、由伸は同い年。

大学時代から始まってプロ入りしてからずっと

見ていた選手の引退は、子供の頃からの

スター選手のそれとは少し違った。


最後の相手は菅野智之。

将来のエースだ。

天龍にプロレス界を託されたオカダ・カズチカ。

由伸にジャイアンツを託された菅野智之。

本人たちが望む望まないに関わらず、

彼らの運命は決まってしまったのだ。

まあ、がんばって。


オカダに負けて完全燃焼した天龍とは異なり、

由伸は菅野を打ち砕いた。

最後まで天才的に、まだまだ全然できるよ、

というスマートな引き際もまた由伸らしい。


天龍源一郎と高橋由伸。

この11月は、いろんなものが終わってしまう

さみしさもあったが、ものすごいドラマを

見せてもらった。

いつか二人の対談を見てみたい。