ナチュラル日記
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香蘇散

心と体が疲れて、あたまが重くって、体がこわばって、悲しくってしょうがなくなったときに、香蘇散を飲んだら、すっと軽くなりました。薬効の効き目のあざやかさにびっくり!


香蘇散は虚弱な人の風邪初期や、胃腸の不調を穏やかに整える、やさしーい漢方薬です。

飲みやすいし、えっ、これがお薬なの?甘くておいしくて、やわらかい薬です。


そんな優しい香蘇散も、必要なときに必要な量、ぴったりと香蘇散のターゲットの症状に合うと、劇的に効きます。漢方薬の証が合うとはこのことなんだなと思います。


しかも、自分で調剤をすると、その時の自分の状態に合わせて、微妙な量の調節もできて、ぴったり重ね合わせることができてなおいいです!最近、オーダーメード医療の必要性を言われていますが、漢方や自然療法ではあたりまえのことなのにと思います。


siso  香蘇散に入っている生薬・蘇葉

                            香蘇散を煎じると、紫蘇の紫色が美しいです。

久しぶりに

毎日忙しくしていたら、気がついたら12月中旬でびっくりしました。銀座診療所に寝る時間以外はいる気がします。ブログを書く時間がなかったけど、また書いていきたいです。


昨日は鍼の患者様がいらっしゃいました。みなさんこっていたり、疲れていたり、こわばりがあったりしてますが、鍼灸や指圧をすることで顔がすっきりとして、かぶさっていた重いものや疲れが取れていって、その変化を見るのはうれしいものです。

人それぞれの性格のように、体や体調の崩れ方も個性があって、本当に人それぞれ、百人十色で、興味深いです。一人一人の宇宙があって、あざやかに奥深い世界が広がっています。一見同じ人間ですが、心の奥へ、エネルギー状態のスタンス、生き方の奥深い部分へまで見ていくと、同じひとは世の中にはいないんだなと痛感します。一人一人の命を大切にしていきたいなと思います。

縁あって出会った人たちに、私ができることをしていきたいです。





漢方の銀座診療所

最近、忙しくってブログを更新してませんでした。すみません。


朗報です。

待ちに待った漢方の銀座診療所がオープンしました!

その立ち上げ準備で、ここ数週間、充実した時間を過ごしていました。


私は薬剤師ですので、生薬の購入、合匙(生薬を計り取るさじ)など調剤に必要な器具の選定、調剤棚、生薬のしまい方、調剤の流れのマニュアル作成などなど、薬局の立ち上げを担当しました。

何度もディスカッションを重ね、いいものが出来上がってきたと思います。


自費診療ですので、生薬は産地・品質ともにいいものを選びました。エネルギー的にも、いい波動をもつ生薬にしています。生薬はその年の出来具合によっても薬効が異なりますので、随時、ドクターと相談してベストなものを仕入れていくつもりです。


おもしろいのが、穿山甲が薬局にいることです。穿山甲はそのうろこを駆お血作用がある女性ホルモン調節作用がある生薬として、また、腫瘍なども去る生薬として、古くから貴重なものです。銀座診療所はガンの患者様もたくさんいらっしゃるクリニックになると思います。そんな場所に、この穿山甲は病邪退散、クリニックの守り神になってくれると感じています。


西洋医学では対処しきれない病気で悩んでいる方たちの力になれるよう、いい漢方治療を提供できるクリニックを作り上げていきたいと思っています。クリニックに来るだけで、具合がよくなる、そんな空間になるよう、スタッフ一同、心を込めて毎日の準備をおこなっています。

sennzannkou

穿山甲とは・・・

哺乳類のだけど、体毛が変化して松毬(マツボックリ)状の角質の鱗に覆われている。アルマジロに似ているが、科が異なる。センザンコウ目は有隣目(ゆうりんもく)ともいい、現生はセンザンコウ科1科のみ。東南アジアに3種、アフリカに4種が現存し、これら7種が、1属または2属に分類される。サイズは、小さいものではオナガセンザンコウが体長30-35cm、尾長55-65cm、体重1.2-2.0kgほどしかないのに対して、最も大きいオオセンザンコウでは、体長75-85cm、尾長65-80cm、体重25-33kgほどもある。

センザンコウは、発達した前足の爪でアリやシロアリの巣を壊し、長い舌と歯のない口で捕食する。以外にもネコ目に近い動物群である。

中国では、センザンコウのことを「龍鯉」などと書き表し、古くは魚の一種だと考えられていた。鱗は漢方薬、しばしば媚薬の材料として珍重されている。インドでは鱗がリウマチに効くお守りとして用いられている。また、アフリカではセンザンコウの肉を食用としているほか、鱗を魔よけとして用いることもある。

いずれの地域でも、密猟によって絶滅の危機に瀕している種が多く、特にサバンナセンザンコウなどは深刻な状況にある。


漢方番組

今日はヒストリーチャンネルで、漢方の番組がやっていました。

世界の伝統医療を紹介していく特集らしく、韓国で制作されたものでした。

中国の北京中医大学の内部や治療風景も写しており、おもしろい!

ベルギーやドイツからの留学生も、中国人に混じって授業を受けていて、楽しそうでした。

私もちょっと留学してみたい気になっちゃいました。


調剤風景も写していたのですが、中医学の場合、生薬の量が日本の10倍ぐらいなので、すっごくおおざっぱで、手でつまんで、紙の上に落としていくやり方でした。野菜の盛り付けのようなやり方で、ああ、本来の漢方調剤はこういうやり方だったんだな、と思いました。合匙(調剤用のさじ)ができたのも、金属加工の方法が発達してからですし、傷寒論や黄帝内経など、紀元前後のころにはそんな手だけでできるやり方だったのかもしれません。


中国の生薬市場も、すっごく活気があって、行ってみたくなりました。玉石混合で、偽者本物が入り混じっている感じでわくわくします。選品の目を養えば、市場でもいい生薬が買えるようになるし、少しそっちの分野も勉強に精を出そうかな。



人工麝香

 麝香について、なんだか最近気になっていると書きましたが、ご縁があるようで記事が出ていました。

 ジャコウがニュースになるなんてめずらしいので、もしかすると、この記事を読むべき流れだったのかな?共時性を感じています。


 人工麝香が、魚介類やスナメリ(小型の鯨類)に蓄積していることが、7月16日の共同通信のニュースに出ていました。熊本大と長崎大、京都大の共同研究グループの分析で、人工麝香(HHCB)が、海の生態系の中で濃縮され、生物内の酵素のバランスを崩し、ホルモンに似た働きをする疑いが指摘されています。また、胎盤を通り胎児に以降することも分かっており、今後詳しく調査していくとのこと。


 HHCBは、化粧品や洗剤などに広く使われ、非常に高い濃度で含まれる香水もあるそうです。


 麝香がそんなことで有名になってしまうのは、とても悲しいことです。

 今後ともこの話題は気にしていこうと思いました。



 


 


夏風邪

昨日から夏風邪を引いてしまいました。


原因はここんとこ外食が多く、食べすぎで胃腸が弱っているところに、冷房の風にあたったからかな。反省反省。過ぎたるは及ばざるがごとし。おいしい食事も過ぎると体調不良の原因になりますね。


昨日の症状は、頭痛がして、扇風機の風邪があたると気持ち悪い、少し寒気がして、じわーっと汗をかき、肩や背中がこってきました。


この症状は、「中風」だな。

傷寒論という漢方のバイブルともいうべき本に、書いてあるとおりで、やっぱり傷寒論はすごいな。昔の人の観察眼はするどいな~。.


ちなみにこれが傷寒論での記述の仕方です。傷寒論の最初に出てきます。

「太陽の病、脈浮、頭項強痛、而悪寒。」

「太陽病、発熱汗出、悪風、脈緩者、名づけて中風。」

「太陽病、頭痛発熱、汗出惡風者、桂枝湯主之。」


風にあたると寒気がして、気持ちが悪いのが「悪風おふう」です。一方、風にあたらなくても寒気がするのが「悪寒おかん」。このどちらなのかで、飲む薬は異なってきます。


ひとまず手持ちの桂枝湯を飲んで、暖かくしてゆっくり寝ていたら、頭痛と熱感はなくなり、だいぶ症状が落ち着きました。


今日の午後ぐらいから、風邪症状はおさまり、こんどはお腹が痛くなって、脈が緩から弦(げん)になってきました。自分で思いついたときに自分の脈を診ているのですが、どんどん変わってきて、興味深かったです。病に体が応戦しているなと感じるときは、そういう脈になっています。


藿香正気散を飲みたいなとも思っていたのですが、手持ちになく残念。せっかく試すチャンスだったのに。

ちなみに、藿香正気散(かっこうしょうきさん)は、脾胃の不調からくる夏風邪にぴったりの薬です。こんど買い置きしておこうと思いました。みなさんも夏風邪を引いてしまったときには、藿香正気散をぜひ!




アロマスプレー

蒸し暑い中、部屋の掃除をしていたら、室内のむんとした匂いが気になってきました。


そうだと思い立ち、久しぶりにアロマオイルを使って、気の向くままにブレンドして、ルームスプレーを作りました。


今日、作ったのは、

①爽やか夏用ブレンド レモン・パチョリ・ローズマリー・シダーウッド

 

②エキゾチック鎮静系ブレンド フランキンセンス・ミルラ・イランイラン・ヒバ


③中庸のテーマで  ローズウッド・グレープフルーツ・ローズマリー・フランキンセンス


①はレモンがメインなのですが、パチョリをほんの少し加えたのが自分的には面白いとおもっています。さわやかですきっとして、かつ土に近いような落ち着きがあり、玄関に使おうと思ってます。


②は、瞑想系、鎮静、ちょっと宗教的な個性的な香りです。ヨガをするとき、夜仕事から帰ってきて緊張が取れないとき、深くじっくり考えたいときなどにいいかなと思って作りました。個人的にはイランイランをほんの少し加えたのがポイントになっていると思ってます。


③は、あまり個性や存在感を出さず、無難な感じをイメージして作りました。じゃましない、ちょっといい香り、好き嫌いがない、なじむ・・・といった用途で、場所を選ばず使えそうです。


ブレンドって、ほんとに奥が深くて、おもしろいです!

以外な組み見合わせがぴったりとマッチしたり、パチョリのように単品では使いにくいものも、ブレンドに使うと縁の下の力持ちのようにブレンド全体をグレードアップしたりします。


作ったスプレーは、玄関のすみ、洋服箪笥の横、洗面所のすみ、トイレの棚などに置いてます。思い出したときに、手軽にしゅっとスプレーして、楽しめるしいい快適空間になってお役立ちです。





麝香

最近、麝香の話題がたびたび私の周りででています。

先日は職場で仕事中。今日は漢方の勉強会で。


こうしてたびたび同じ話題が違う場所からでてくるときは、共時性を感じますよね。

そういうときはそのことについて詳しく調べておいたり、気にしていくようにしています。

シンクロニティには、なにかしらのメッセージが含まれていることがあります。


麝香は、ジャコウジカの雄のジャコウ嚢(Musk pod)の中にある腺分泌物です。

つまり、匂い袋です。


漢方薬の高貴生薬としても有名ですし、香水の原料としても使われています。シャネルなどの香水にもしばしば使われてきました。フェロモン系の香りです。


現在、麝香はワシントン条約で輸出入が禁止されており、今のところワシントン条約以前に輸入されたものが使われています。ジャコウジカの人工飼育が成功しない限り、将来使えなくなってしまう生薬です。
麝香を使っている薬はどうするんだろう・・・と心配しています。やっぱり合成のムスクはいまいちという声も多いですし。

金沢大の御影先生のエッセイで、野生のジャコウジカの姿を載せていました→http://www.kampoyubi.jp/roman/roman12.html

ジャコウジカは中国西部、ネパール、ブータンなどおおよそ4,000~5,000mの高地に棲んでいるそうです。


古来から麝香は不老長寿、小児の疳の虫、強心などに貴重な薬とされています。

薬理作用として強心作用、男性ホルモン様作用、抗炎症作用、β-アドレナリン効果増強作用、抗アレルギー作用などが報告されています。
用途は強心、興奮、鎮静、解毒薬、小児の驚癇、神経衰弱症、心腹痛、打撲損傷などで、六神丸など、日本の伝統薬にしばしば配合されています。


六神丸の成分一例:麝香、牛黄、熊胆、蟾酥、竜脳、人参、真珠

メーカーさんの一例→http://www.kameroku.co.jp/rokushingan/index.html

すごいですよね。動物性重要生薬のオンパレード。子供の疳の虫で困っている方は一度、お試しください!私も今度、漢方薬伝統薬マイコレクションに加えるため、買い置きしておこうっと。


ネパールにいつか行って、ジャコウジカに出会いたいものです。


musuk ←musk podです。この中に匂いの元が入っているのね。

グレープフルーツと医薬品

今日は、仕事で食品と医薬品との併用について、資料を作っていました。

特に、グレープフルーツに的をしぼってまとめました。


グレープフルーツにはフロクマリンなどの成分が含まれており、CYP3A4という代謝酵素で代謝されます。グレープフルーツジュースを飲むと、その代謝酵素が使われてしまい、同じCYP3A4で代謝される医薬品(降圧薬のCa拮抗剤など)の代謝が遅くなり、薬効が強くですぎてしまうことがあるのです。


特に、最近の医薬品は少ない量で強い薬効を発現するように設計されているので、わずかな代謝効率の違いが、大きな薬効の差になりうるそうです。


私は生薬とグレープフルーツの相互作用がありうるかを調べていたのですが、手持ちの文献ではでてきませんでした。ただ、フロクマリン類が含まれる生薬として、ボウフウ、ビャクシなどセリ科のものがあり、それらは薬物相互作用を起こす可能性があるとのことでした。


そのグレープフルーツの生体内での代謝の仕方についての、詳細な研究があり、興味深かったです。たとえば、まずは成分。皮、種子、果肉などどの部分にどんな成分が含まれるか。実験的にどのタイプの代謝酵素で代謝されるか。オレンジジュースやアップルジュースなどとの代謝のされ方の違い。などなど。


論文の中で、グレープフルーツジュースを「GFJ」と略していたのが、おもしろかったです。偶然にも、私が作っているHPの名前が「GFJナチュラル」といいます。G-Force Japanの略だったのですが、グレープフルーツジュースとも読めるんだな~。


ちなみに、私は果物のグレープフルーツが大好きです!

アロマオイルでもしばしば使います。リフレッシュ、さっぱり感、元気をくれる香りです。

 

gure-pu

イランイラン

ここんとことっても暑くって、夏先取りといった感じです。

私は結構、夏の暑さや蒸す空気感が好きです。沖縄とか離島とか南の島に行きたくなる。

そんな気分なので、今日はお風呂にイランイランのアロマオイルを入れました!


イランイランは、エキゾチックな甘い香りです。とっても個性が強くって、ブレンドオイルを作るときも、一滴たらすだけで全体に影響を与えます。


イランイランという名前は、「花の中の花」というマレー語に由来するんですって。熱帯雨林の奥深く、イランイランが咲いていると、遠くからでもその甘い香りが漂ってくるそうです。イメージが湧きますよね。


呼吸を深くし、血圧を安定させ、ホルモンバランスを調える。ストレス性のトラブル全般によい香りです。

熱帯のおおらかさ、ゆったりとした時間の流れを連想させてくれる香りです。熱帯夜に、クーラーを止めて、イランイランの芳香浴をするのも素敵かも。



irannirann  イランイランの花