ハワイは移民が多いのでELLが本土に比べると充実しているらしい。
息子の通う公立小学校にもELLがもちろんあってサポートしてくれるありがたい制度なわけだが……あまり通わせたくないと思っている親もいるらしい。
ほんの何年か前までは
ESL
English as a Second Language
と、呼んでいたが、いつのまにか
ELL
English Language Learner
になっていて、今はESLと言ってはいけないらしい。
けど、名前が違うだけで内容は同じ。
英語が2番目の言語、という表現が差別に値するということらしい。
英語を勉強してる人も同じのような気がするが、どちらでも私は気にならない。
しかし気になる人は世の中にたくさんいてELLのサポートを受けるのをレッテルを貼られると思う人もいるらしい。
話せないのが事実なのだから私は喜んでその制度を使わせてもらっていて、うちの息子はELLに通っている。
週に3回くらい通常のクラスからELLのあるクラスに移動して単語や音、文法などを習う。
通常のクラスにもヘルプにきてくれてわからないことをヘルプについてくれる。
ELLが作っているアプリもあって家でもパソコンやタブレットからアクセスできる。
それがとてもよくできていて子供が嫌がらずに楽しんでできるような内容になっているので私も家では一緒に声に出して勉強している。
そんなELLが、放課後も週に3回30分、プログラムを始めると大々的にお知らせがあって、我が家は皆楽しみにしていた。
この放課後の時間を使って教えてくれようとしてくれるのはELLのプログラムの中で必須ではなく、先生たちのやる気次第であるらしいからそれはとてが嬉しかった。
貴重な時間をさいて教育してくれようとしているのだから先生の子供たちに教えたいと言う気持ちが目に見えてわかった時でもあったので本当にラッキーだと思った。
今、息子にチューターを雇うかで悩んでいるので、そのELLのプログラムがとても良ければ、もしかしたらチューターを探さなくても良くなるかも?それは経済的にも助かる!なんて私的な淡い期待を持ってもしまった。
そのELL放課後プログラムを迎えた初日。
少し早めに学校に着くとまだ終了時刻になってもいないのに息子が1人階段に座っている。
どうしたの?と聞くと、もう終わったんだ。次はないんだって。永遠にないって言ってたよ。メールを保護者に出すって言ってたから詳しくはそこで話すらしい。と、息子が言う。
は??意味がわからん。
聞き取れなかったのではないか?と聞くと、
Forever って言ってたから間違いないよと息子。
アプリをみんなでやってたらいきなりできなくなって、先生のパソコンが何か問題あるらしくて先生たちはそこで何かをやってたから僕たちは待ってただけなんだ。と。
謎だらけだが彼がその日はいなかったから、先生に質問したとしても9割も理解できずに終わる私の耳と脳。
なので、メールすると言ってるのだからメールを待とうと帰宅した。
が、しかしそれから2日経っても一向にメールが来ない。
息子に聞いても学校でもELLがないらしい。
翌日はELL放課後プログラムが設定されていた曜日。
しびれを切らしてこちらからメールをしてみた。
その日の夜に一斉メールがあり、そこには
残念ながらELLの放課後プログラムはできなくなりました。
ELLの生徒が一斉にインターネットを使った事で学校のネット環境が悪い状態になってしまって、他の先生たちの仕事ができなくなってしまうので放課後のELLはやりません。
と、書かれていた

一斉にというと何十人もいると想像してしまうがその日はたったの11人だったらしい。
どんなネット環境なのだろうか

何はともあれ跡形もなくなくなった放課後プログラム。
そんなん最初から予測範囲内なんじゃないの………と、いうようなミスだがこれもハワイアン スタイル。
我が家にとっては悲しい出来事。
モヤモヤしながら歩いてるとパームツリーの枝を職人さんが切っていた。
ベルト1本で登って降りてくる。
まさしく職人である。
少し心も晴れた。
