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今日を生きた罪悪感が、消えた日は見えない。
いつ終えるか解らない刑期のような
いつ解けるか知らない魔法のような
世の中を軽蔑したその眼には、裏の裏の背中が見えた
全てに平等に刻まれる時間でも、其処に置く気持ちは皆違ってるから
じれったく針を追う今日の私を、針に終われた明日の私は、酷く蔑んだ眼で見ていた。
もう良いのに。
もう‥。
プライドと自己愛の天秤はきっと生まれた時には壊れてたんだろう。
私からそれを取ったら何が残るんだろう?
一生こうやっていくのかな。
死んじゃいたいなんて一日一回で充分だよ?
どうして苦しさで目を醒まさなきゃいけないんだろう。