原発事故をめぐ

原発事故をめぐ

やっぱり少年時代のい

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洞窟、洞穴。
小説では定番。
羊飼いが小石を投げ入れて死海文書を発見したり、ミタウルスがすんでいたりで、読んで胸を躍らせたものである。
山梨の岩塩洞窟に秘密基地を作る話もあった。
ゲームにも色々ある。
やりこんだのはジョンマスター。
カリフラワーを倒し、ワームを屠って肉にしたのも良い思い出。
ウイザードリイは途中で飽きちゃったけど。
かように、物語ではお馴染みだが、実際に洞窟となるとなかなか行く用事がない。
最後に行ったのは日原の洞窟だか富士の風穴のお胎内巡りだか。
いずれも10年以上前。
これは、いかん。
日々の仕事に追われ忘れている原始の恐怖。
物件が間に合わないとか、見積もり間違えたとかの嫌な汗とはまた違う、巨大な地下空間、頭上の何万トンという岩の塊。
押しつぶされる私。
そういった恐怖から無縁の生活。
急遽、思い立ち子どもを連れて鍾乳洞。
かなりぬるいがお手軽。
うまくすれば、閉所恐怖症になり、今後の人格形成に役立つ。
心の闇の一つも無い奴は面白くもなんとも無い。
行き先を告げずに、だらだらと高速を南下。
まずは高山。
前座として、軽く流して体調を整える。
老若男女、異人さんもちらほら。
みな一様に笑顔。
だが、私には見える。
貴様らの心の闇が。
行ってきたんだろう、鍾乳洞。
頭上の岩塊が落ちてくる恐怖をごまかすための薄笑い。
とりあえず、景気付けにみたらし団子を20本買う。
続けて飛騨牛の串焼き。
満腹。
うっかり本気で帰ろうとしたが、目的を思い出し、鍾乳洞方面へ転進。
20分ほど走って到着。
料金を払い、先に金塊だのヒスイの置物だのカメオだの一角の牙だのなんだかよくわからない世界のお宝コーナーを見る。
これは否が応にも気分が盛り下がる。
でも、じっくり見る。
面白い。
満足して、いよいよ穴。
渡り廊下を越えるとそこはもう地底。
じっとりと湿った重い空気が心地よい。
気温も急速に下がる。
赤や青の照明が場末感を演出。
石筍やら石柱が、ぼうっと光ってきれい。
階段を上ったり下りたりで結構歩く。
そういえば、巨大な岩とか重量感は頭上を見上げるが、暗くてよくわからない。
フラッシュをたいて写真撮影。
一瞬、岩が見える。
巨大な岩だ。
なんか地味。
でもいいや、子どもを呼ぶ。
ほおら、岩だよー、落ちてくるかもしれないねえ。
ひー、怖い。
さて次ぎ行くね。
軽くあしらわれる。
ちっ、トラウマ失敗。
ナイアガラの滝、王宮などの名前の付いた鍾乳石をみる。
名前をつけた奴のドヤ顔が目に浮かぶ。
かるくイラっとする。
ふと足元を見ると、巣直に落ち込む1mほどの岩の裂け目。
暗くて底は見えない。
石を落とすが、音は聞こえない。
これよ、これ。
こういうのを待っていた。
5分ほど覗き込む。
満足して移動。
いい加減飽きた頃、出口。
20分もいたであろうか。
結構良かった。
外は晴れ。
日差しがまぶしい。
あれ、この感じ。
前にどこかで。
そうだ、徹夜で麻雀の帰りがけだ。
などと、下司なことを爽やかな高原の中で思う。
しばらく歩くと、カモシカ。
まあ、ヤギのでかいの。
まあどうでも良いので、おめこ 素人そのまま車へ。
寄り道で平湯。
500円の温泉へ入って帰宅。