鬱っぽいのから脱してきたかもしらん。

やった事は単純。黙ってないで、とりあえず自分の状況と今の考えをラボのトップ2人にぶちまけただけ。トップである教授は前から味方してくれてるので、自分の研究のボスである准教授は黙って聞いていたし、そもそも研究にしか興味ない人なので、ふーん。そうなんだ。的な雰囲気だった。けど、ちゃんとやりたいって思ってることと、それが難しいんだっていう今の俺の状況は流石に理解してくれただろう。

臨床のボスにも研究に専念させてくれと改めて念押しでにたし、まあいつまで彼の頭にこのことが残ってるかは分からんけど、とりあえずやれる事をやるだけでその他のしょーもない人間関係的な部分は考えなくて済むようになった。

常識ではあるが、どこか飛び抜けてる人ってのは、人間的な何かが欠落している。共感能力とか、日本人的な察してあれこれとか。まあシステマティックに考える人にとっては余計で邪魔なもんだから、長く辛い仕事の中で捨ててきたのかもしれんが。

もうそんな所には期待しないぞ。いや、最初からそんな所に期待するのが間違っているのは分かるんだが、それでも最初は期待してしまうだろう。俺はまだそういうめんどくさいところを捨て去ってない人間なんだもの。

最近の超有名テニスプレイヤーがCMで言ってたな。テニスは私の情熱であるが、私の全てではない。うん。研究が俺の全てでは無いし、仕事が俺の全てでは無い。仕事は俺の中の1番重要なところだけども、全てでは無いのだ。仕事のために、研究のために全てを捨てるなんてまっぴらごめんだ。重要じゃ無いところが実は人生全体大事、なんて事は研究や論文でよくある事だろう。そのシステムの主役は当然大事だが、実はそのシステムを主軸とした治療法には脇役をいじる事が必要、みたいな。ちょっと違うか。

とりあえず、やれるだけやるぞ。めんどい事、大変な事ってのはやり始めるまでが大変だが、やり始めてしまえばヤバスチン経路がまわってエンドルフィンとドーパミンとアドレナリンが出てきて、良い方向にカッカしてくるもんだ。ま、頭でわかっててもやり始めるまでに時間は必要なんだが。

うんこし終わったらとりあえず戻ってやることやるぜ。腹立つ。