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| 8月26日、ニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。写真は米ドル紙幣。都内で2日撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) |
[ニューヨーク 26日 ロイター] 26日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。注目されたバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演で、景気回復を促す追加刺激の具体策について言及されなかったことに反応した。
一方、来週に発表される雇用統計を前に、目先のドル売りは限定的になる可能性もあるとみられている。
最近の経済指標を受けて、市場ではリセッション(景気後退)入りを懸念する声が強まっている。経済の健全性を見極める上で、来週発表される個人消費や製造業、労働関連の統計が注目されるなか、投資家はリスクテイクに慎重になると予想され、一定のドル選好に傾くのではないかとみられている。
来週29日はバンクホリデーのためロンドン市場が休場となる。東海岸に接近中の大型ハリケーン「アイリーン」が市場に及ぼす影響も懸念されている。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(ボストン)のグローバルFX戦略マネジングディレクター、サマルジット・シャンカル氏は「来週の雇用統計が一段と悪化したり予想を下回ったりすれば、リスク回避の動きが復活する可能性がある」と指摘。当局者が成長促進に向け十分な対応をしていないことに市場の懸念は集中していると述べた。
バーナンキ議長は、ワイオミング州ジャクソンホールのシンポジウムでの講演で、米景気回復を促す追加策の詳細には言及しなかったが、失業率の改善に向けた一段の措置を検討する方針を示した。FRBが米経済成長ペースの見通しを下方修正したことを明らかにし、さまざまな選択肢について検討するため、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の日程を当初の1日から2日間に延長する方針を示した。長期的な成長見通しを改善する責任は米政府と議会が担っていることも強調した。
EBSによると、終盤の取引で、ユーロは対ドルで0.8%高の1.4495ドル。
ドルは対円で1%安の76.66円。
スイスフランは対ドル・ユーロで大幅安となり1カ月ぶり安値をつけた。スイスの銀行大手UBS<UBSN.VX>はこの日、スイスフラン建ての現金取引決済口座について、顧客から手数料を徴収する可能性があると明らかにした。スイスフラン保有拡大に向けた口座利用を阻止するのが狙い。
ドルは対スイスフランで1.7%高の0.8064スイスフラン。ユーロは対スイスフランで2.5%高の1.1689スイスフラン。
「この記事の著作権はロイターに帰属します。」
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