アルゼンチンショックが発端となった新興国通貨安ですか。
昨年からそのような話題は時折出ていましたが、
米の量的緩和縮小開始でとうとう表面化してしまった、
という感じですね。
アルゼンチン政府はペソ買いのための外貨準備が不足している事で、
為替規制を解除しているので、今後もペソ売りドル買いが続いて、
デフォルトに陥る危険性がさらに高くなるかもしれません。
そうした世界的なリスクが起きると、
どうしても円が買われてしまいますね。
何か悪いことが起きたら、とりあえず円を買っておこうというのが
世界中の投資家、投機家のコンセンサスとなっているので、
日本にとっては損な役回りです。
普通は、ある国で悪い出来事が起きたら、
その国の通貨は売られる立場なのに、
日本だけは、国内で悪いことが起きても円が買われる、
という矛盾した構図になっています。
他国で悪いことが起きても、日本で悪いことが起きても
どちらにしても円が買われる。。。
リスク回避先の安全通貨としての立場、
世界の景気敏感指標としての立場、
などが、日本国内の経済要因よりも優先している現状が
何というか、はがゆいというか、もどかしいというか、
「円って可哀想」って思ってしまいます。

EURUSDの1時間足チャートです。
昨日のロンドン時間にオレンジラインで引いた上値抵抗線を
ブレイクした後は久しぶりに大きなトレンドとなりました。
現在はボリンジャーバンドも収縮を開始しており、
一旦はトレンド終了という状況になっています。
赤色ラインが2つ引いてありますが、
上の赤色水平ラインは、1月14日に付けた高値であり、
それとぴったり一致して止まっています。
下の赤色ラインは、1月16日に付けた高値からのラインであり、
ここが下値支持線として機能する可能性もあります。
最近のEURUSDは動く時と動かない時が
はっきりしている傾向にあるので、
もしかしたら、今後はこの赤色ライン内での
レンジ相場に移行するかもしれません。
