リーマンショックの影響で、

アメリカドル(米ドル)に対しての信頼感は

かなり揺らいでいます。


崩壊しつつある信頼の中、

多くの世界各国の投資家は

アメリカドルをペアに含まない取引を

積極的に試みようとしているようです。


アメリカドルは世界経済における中心の通貨であり、

為替市場における揺ぎ無い主役でしたが、

それが徐々に変化しています。


アメリカドル以外の通貨で

組み合わせを作るという投資家が

非常に増えています。


こういった、アメリカドルを含まない取引の事を

FX用語で「クロス取引」と言います。


また、同様にアメリカドルを含まないレートの事を

FX用語で「クロスレート」と言います。


アメリカドルを含むか含まないかで

FX用語が出来上がるという事は、

それだけアメリカドルの力が大きいと言えます。


それは、現在においても変わることはありません。


ただ、クロス取引が需要を大きく伸ばしつつある今、

クロス取引という言葉自体にあまり必要性が

無くなる可能性もあります。


アメリカドルを含まない組み合わせは

珍しくないという状況が待っているという事です。


ただ、クロスレートを見る限り、

どの組み合わせでも現在かなりレートが低くなっています。

そう考えると、アメリカドルだけが市場から見放される、

という事はちょっと考えにくいかもしれません。


日本の場合、クロス取引は年々活発化しています。


少し前までは南アフリカランドが人気でしたが、

2006年をピークに下降し、2008年に入ると一気に崩れました。


今は中東の方に投資家の興味が向いているようです。



http://www.wn-project.net/next/43-10.htm








FXというのは、

不況下において、強い金融投資であると言われています。


理由は、

株の銘柄のように一気に数分の一になったりはしない事、

また、通貨を対象としているので、

株のようにその会社が潰れて株券が紙切れになる

という事がない事などが挙げられます。


更には、売りポジションから先に確立できる「空売り」があるので、

不況でも稼ぎやすい、という点も大きいようです。


空売りはFX用語ですね。


そこにないものを売る、

つまり本当は持っていない通貨を借りて売る、

という時に使います。


そんなFXですが、

いくら不況に強くても、これをやっていては儲かるはずもない、

という行為があります。


FX用語でいうところの「機会損失」です。


これはFX用語に限らず、

すべての金融投資で使われている言葉です。


機会損失とは、要は設ける機会を逸するという行為です。


例えば、非常に大きな値動きがあった場合でも、


通貨を買わずにスルーし、

現在持っている通貨が大きく値上がりしたにも拘らず、

売る事無くずっと持っている、といった行為です。


ナイーブになりすぎ、

もう少しすれば状況がまた一変するのではと

警戒しすぎた結果、好機を逸したという状況の事です。


臆病で慎重な人ほど、この機会損失を起こしやすいですね。


不況というのは、一種の好機です。


不況の波に背中を押され、勢いで売り注文を出す人が多い為、

為替市場は非常に大きな下落を見せますが、

それがそこを付いた場合は逆に反発して上げるケースが

ほとんどです。


その時、通貨は割安感がかなりある状態になります。


それが、2008年末?2009年の状況と言えます。


ここで動かなければ、機会損失です。



http://www.wn-project.net/next/43-10.htm









FXには、先物取引というFX用語があります。


このFX用語は、FX用語に限らず

株などの取引でも使われている用語なので、

割と知っている方も多いかもしれません。


ただ、言葉として知っている事はあっても、

実際にこの取引を行った事のある人となると、

結構少なかったりもします。

先物取引とは、通常の取引とは違って、

現在の取引ではなく将来的な売買について

約束をするという取引です。


通常の取引は、その場で価格と数量を決め、

その注文と適合した売り注文がある場合に成立、

という形になります。


ですが先物取引の場合、まず先に価格、数量などを決め、

それをいつ売買するか決定し、約束をします。


そしてその日が来た時点で売買を行う、

というものです。

この先物取引の特徴は、現時点での売買価格で

将来購入ができるという点です。


例えば、アメリカドル円の取引で、

現時点では1ドル=90円という場合、

1000ドル出して9万円購入するとします。


そして、これを1週間後の決済日に

売買を行うよう先物取引で注文したとしましょう。


そこで注文が成立したら、一方は1週間後に1000ドルで9万円を購入し、

もう一方は9万円を1000ドルで売却する事になります。

ここで、もし価格に変動がなければ、

先物取引の意味はありませんが、為替市場は常に動いています。


1週間後、為替レートは1ドル=95円になっていたとしましょう。

こうなると、1000ドルで9万円を購入した人は、

現在ならば1000ドルで9万5千円が購入できるので、

5千円損した事になります。


一方の売却側は、9万円で1000ドルを手に入れたわけですが、

現時点のレートだと本来なら9万円で手に入れられるのは947ドルです。


53ドルほど得をした事になります。

これが、先物取引の特徴です。


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