FXに慣れてきて、1年ほど期間が経過すると、翌年の春には、利益で得たお金の一部を役所に納める必要が出てきます。もちろん、こちらの所得額には制限があり、株式投資や外為取引で得たお金が20万円以下の場合は役所に確定申告する必要は全くありません。サラリーマンの方やOLの方が、空いた時間を利用して、ごくごく小額のお小遣いを得ている分には、確定申告の対象にはならないのです。ご安心ください。確定申告の時期は毎年異なりますが、おおよそ2月の中旬から3月の中旬にかけての時期が多いようです。この期間を過ぎてしまうと手続き自体がスムーズにいかず、税金をきちんと納めていないという指摘がくる可能性もあるため、カレンダーにメモをとるなどして忘れないようにしていきましょう。最近ではFXの取引を始める際に証券会社に口座を開くときに、納税の手続きをとってもらうやり方が主流になっています。けれども、このような手続きを行っていない場合には、個人で役所に納税をする必要があります。確定申告をする場合には、直接、税務署に行って必要書類をもらってきましょう。税務署が遠い場合には、電話をすれば郵送で送ってくれる場合があります。また国税庁のホームページにアクセスをすると、税関係の書類がダウンロードできることもあります。プリンターのある方は、自宅で空いた時間を利用してダウンロード、書類にもれなく記入をして役所に提出していきましょう。また、FXの取引に忙しく、そのような時間が無い場合には、自宅のパソコンで簡単に納税が出来るシステムも構築されています。オンラインで納税手続きをとった場合には5000円前後の控除が期待できる場合があるそうです。けれども、オンライン手続きをとる場合には、納税専用のカードを前もって準備しておく必要があります。分からないことは税務署に相談をし、FX取引における確定申告の漏れが無いように注意しながらおこないましょう。
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