おはようございます♪
昨夜のNYダウ平均は一時500ドルを超える上げ幅を記録する大きな反発でした。
終値は+338.48の34,258.32ドル。
中国恒大集団が23日期限の人民元建て社債の利払い履行を発表、債務問題に関する懸念が後退したことが大きく影響しました。
FOMC後のパウエルFRB議長の会見では従来の2023年ではなく2022年中利上げ見通しとの発表。
またテーパリング(金融緩和縮小)の決定が11月にも行われる可能性も示唆。
この会見を受けNYダウは後半伸び悩みました。
ドル円はFOMCを前に動きが鈍い展開でしたがパウエルFRB議長の会見を受けてドル買いの動きが進行。
一時109.9円台まで上昇しました。
日経平均は続落、中国恒大集団への懸念でリスク回避の動きで始まりました。
ただ前場の後半にかけて恒大集団へ懸念が緩和すると一転上昇。
しかし発表では人民元建て社債については言及したものの同日期限のドル建て債についての言及がなかったことで恒大集団への不安はぬぐえないとの見方が再び強まり再下落しました。
FRBのテーパイングや利上げ、恒大集団への懸念と非常に難しい局面となっています。
特に恒大集団は今後も利払い期限が続々とやってくるため市場不安が再び強まる可能性があります。
FRB議長は恒大集団の影響は米国企業には限定的との見方を示していますが恒大集団絡みの報道には今後も注意が必要です。
今日も素敵な一日を♪
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