★ロシア疑惑と税制改革で上下する相場に

米上院での採決が見送られたことによってドル買いの流れは112円台半ばで一服していたようですが、昨日のNY時間のドル円はロシア疑惑と税制改革案の話題で上下する相場となりました。

 

ロシア疑惑では裁判所でのフリン前大統領補佐官のロシア疑惑に関する有罪証言についての報道で、NY時間のドル円は一時111.4円台まで円高が進みました。

 

しかし昨日は税制改革案に進展もみられ、米上院院内総裁が、法案可決のために必要な票数を確保できたと発言しています。


これを受けてドル円は大きく112.8円台までドル買いが進みました。

 

NY時間のドル円はロシア疑惑の報道と税制改革案の進展で上下しましたが、最終的には112円台を回復して週の取引を終了しています。


昨日発表になったISM製造業景況指数は、ほぼ予想通りの内容となっていたため相場への影響も少なめでした。

 

 
★来週は米雇用統計など重要指標に注目

来週は米雇用統計やADP雇用統計、ISM非製造業景況指数などの重要指標がいくつも発表される週です。


米雇用統計はFXで市場が最も注目する経済指標になっているので、当日や発表前後の相場の変動には要注意です。

 

また、その前に発表されるADP雇用統計も、米雇用統計の先行指標として同じくらい注目されるので、こちらも忘れずにチェックしておきましょう。

 

そして12月に入り、相場もだんだん年末の調整ムードになっていくことが予想されます。


調整の動きも出てくるので、取引しづらい相場では無理せず様子見するのも一つの手です。

 

来週は大きな注目イベントが控えています。


相場の動きには十分注意し、変動対策を忘れずに相場をよく見ていくようにしましょう。

 


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