★感謝祭ウィークで動きづらい相場に
今週は週後半の感謝祭休暇を控えて、相場は動きづらい雰囲気が続きました。
週の初めには中古住宅販売件数が発表され、結果も予想を上回る良い結果となっていましたが、感謝祭や翌日のFOMCを前に相場もあまり反応がありませんでした。
この日は株価の上昇も見られましたが、こちらにもドル円はあまり反応しなかったようです。
★FOMCでインフレ低迷が懸念されたことでドル円が下落
今回は来月のFOMCでの利上げがほぼ確定していることもあり、相場への影響もそこまで大きくならないとの見方もありましたが、22日に発表されたFOMC議事録では、数名のメンバーが近い時期の利上げに反対していることや、インフレの低迷に対する懸念が示されていました。
この日に発表された米耐久財受注が予想を大きく下回ったことや、FOMC議事録の内容を受けてドル売りが進み、ドル円は112円割れして111円台前半まで下落していきました。
23日は日米ともに祝日のため東京とNY市場が休場となりました。ドル円相場も取引参加者が少ないため様子見ムードとなり、111円前半でのせまいレンジ相場が続きました。
来週は感謝祭ウィークが終了して通常の相場に戻るので、相場の流れの変化などには気を付けましょう。
来週は米GDPやISM製造業景況指数など、重要度の高い経済指標がいくつか控えています。
注目される指標の発表前後は相場も変動しやすいので、来週の指標も忘れずにチェックしておきましょう。
★来週は通常相場に戻るので今後の動きに注意
昨日は感謝祭明けの相場でしたが、薄商いとなりドル円はもみ合いが続きましたが、終わりにかけては111.5円台まで徐々に値を回復してきています。
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