★ドル円は再び上昇するも114円台を維持できず

昨日のドル円はNY時間にかけて月曜日の高値を上回る114.2円台までドル高が進みました。


さらに、NY時間に発表された耐久財受注と新築住宅販売件数はどちらも予想を上回る強い結果となりましたが、指標の発表後から相場の下落が進み、昨日は113円台半ばまで戻されて終了しています。

 

強い経済指標に相場の反応は限定的で、リスクオフと114円台に上昇したことによる調整の動きが強く、改めて114円台の重さを確認することとなりました。

 


★北朝鮮の挑発行為再開に警戒

昨日のNY時間に「北朝鮮が大気圏核実験を行う可能性を示唆した」との報道が伝わり、ドル円はリスクオフで円買いが進みました。

 

北朝鮮は今日で約40日間の沈黙を続けていることになりますが、今週24日に中国共産党大会が終了したことで、挑発行為が再開される可能性が警戒されています。


そして昨日は太平洋上で大気圏核実験を行う可能性が報道され、トランプ大統領が「嵐の前の静けさ」とコメントしていたように、今後の核実験やミサイル実験への警戒感が高まってきています。

 

朝鮮半島の近くには現在米艦隊の空母が2隻待機していますが、アメリカ側からの先制攻撃の可能性は低いとみられています。


来月にはトランプ大統領の日中韓への歴訪が予定されているため、今後の北朝鮮の挑発行為には注意が必要です。

 

相場の急変に備えて、変動対策はしっかり準備しておきましょう。

 

 
★北朝鮮リスクとECBを控えて様子見ムード

今日のドル円は北朝鮮リスクへの警戒感とECB理事会を控えて様子見ムードになっています。


今朝はベネズエラの債務不履行を懸念し、リスクの動きで一時113.3円台にまで円買いが進んでいます。

 

米税制改革やタカ派のテイラー教授のFRB議長就任の可能性はドル買い材料となるため、相場は113円台でのもみあいが続くという見方が多いようです。


市場は次の材料待ちなので、今後のニュースはこまめにチェックするようにしたいですね。

 


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