★ドル円は再び114円を目指して上昇
週明けは113円前半まで円高が進んだドル円でしたが、昨日は米税制改革やFRB人事関係の報道でドル買いが強まり、再び114円台に上昇する場面も見られました。
東京時間に北朝鮮が生物兵器実験の可能性があるとの報道があり、ドル円はリスクオフで円買いが進みましたが、その後の詳細が分からなかったこともあって動きは限定的でした。
★米税制改革に3名の上院議員が反対の姿勢
予算決議案が可決されたことで期待のドル買いが進んだ米税制改革ですが、NY時間に3名の共和党上院議員が改革に反対しているとの報道を受けて、ドル円は113円半ばまでドル売りが進みます。
その後次期FRB議長にタカ派のテイラー教授の可能性が伝わるとドル円は再び反発しています。
現在のドル円は税制改革や次期FRB議長の就任など、米政治動向に注目が集まっています。
しばらくはこれらの話題に敏感な相場が続くと思われるので、今後の動向もこまめにチェックしておきましょう。
★今週は経済指標にも注目
今日はNY時間に新築住宅販売件数や、耐久財受注の発表があります。米政治の動向に注目が集まってますが、経済指標も忘れずにチェックしておきたいと思います。
そして明日26日はECB理事会があるので、ユーロの動きにも注意したいと思います。
テーパリングやスペインのカタルーニャ州の独立問題など、リスク要因で様子見ムードになる可能性もありそうです
昨日、生物兵器実験の報道が伝わった北朝鮮でしたが、その後の詳細は分からず再び沈黙が続いています。
トランプ大統領の日中韓への訪問も控えているので、今後も北朝鮮関係のニュースには要注意です。
今週は税制改革やFRB人事などの米政治動向とあわせてよく見ていくようにしましょう。
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