★東京、NYが休場の昨日は相場も動かず

日米ともに3連休で東京市場・NY市場が休場していたドル円は、東京時間に北朝鮮情勢を警戒したリスクオフの動きによって112円前半まで円高が進む場面がありました。

 

NY市場が休場で参加者が少ないため、特に目立った材料もない昨日は夕方以降の動きもほとんど見られず、112円半ばでもみ合いが続く一日となりました。

 

 
★日銀総裁「金融政策を継続する」との発言を受けてドル円が上昇

今日は午前中に黒田日銀総裁の発言があり、発言の中で現在の金融緩和政策を継続することが再確認されると、ドル円は112円台後半まで上昇しました。

 

アメリカの利上げが進む中、日本が金融緩和を継続するということは、日米の金利差が広がるため円が売られやすくなります。ですがその後ドル円は押し戻され、現在は再び112.6円台で上下しています。

 


★今北朝鮮リスクへの警戒感からドル円が重い展開に

今日10月10日は「北朝鮮労働党創建記念日」です。

 

10日から18日の中国共産党大会にかけては、北朝鮮による新たなミサイル発射実験や水爆実験などの挑発行為が警戒されています。


今のところ北朝鮮に大きな動きはありませんが、今日一日は北朝鮮リスクを警戒し、ドル円は上値が重い展開が続きそうです。

 

このまま何事もなければ、北朝鮮リスクもひとまずは落ち着きドル円が買い戻される可能性がありそうですが、今日は相場の変動に備えて、相場の動きや北朝鮮関係のニュースには注意しておくようにしましょう。

 

そして明日はFOMC議事録の発表も予定されています。


利上げ観測が高まる中、今日は材料も少なく北朝鮮リスクに大きな注目が集まっています。


しばらくは様子見ムードが続きそうですが、相場の動きに注意してよく見ていくようにしましょう。

 


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