★NY時間に発表された経済指標は強い結果に
ドル円は昨日の東京時間には112円後半から112.5円までドル売りが進みましたが、NY時間に発表された強い経済指標の結果を受けて113円近くまで上昇しました。
注目されていたADP雇用統計はハリケーンの影響もあり、前回から大きく値を下げた予想となっていました。
しかし、結果は市場の予想通りとなりドル円は徐々に上昇、イエレン議長の今回の発言では、利上げ関係の発言がとくに見受けられなかったことから相場の反応は見られませんでした。
そしてADP雇用統計の後に発表されたISM非製造業景況指数は、市場予想を大きく上回る59.8という結果を好感し、発表後のドル円は窓を開けて上昇していました。
112円半ばから、再び112円後半まで急上昇したドル円は、いったんは反発したものの、その後は113円近くまでドル高が進む展開となりました。
★明日は注目の米雇用統計
ISM非製造業景況指数の結果を受けて上昇したドル円は、その後112.8円付近でのもみ合いが続いています。
今朝はゴトー日ということもあり、仲値には再び113円近くまで上昇する場面もありました。
そして、明日は最重要指標の米雇用統計の発表が控えています。
★雇用統計の発表時は相場の変動に要注意
米雇用統計はFX最大の経済指標と言われ、市場が最も注目する重要な経済指標です。
発表時は相場が大きく変動することも多く、相場の急変に注意が必要なイベントでもあります。
雇用統計など、相場が大きく変動する可能性のある指標の発表時は、変動リスクを避けるためにもポジションは持たない方が安心です。
今日は欧州時間にECBがありますが、今後はイベントを控えて様子見ムードが強くなっていきそうです。
雇用統計の発表前にはポジション調整など、変動対策の準備をしっかりしておきましょう。
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