★ドル円は113円台を維持できず下落
ドル円は利上げ期待が高まっている中でISM製造業指数が好調だったことなどを受け、昨日のドル円は東京時間に再び113円台へ上昇を見せました。
しかし昨日は目立った指標もなく材料不足の中、NY時間に今まで上昇が続いていた米債利回りの動きが一服したことでドル売りが進みました。
さらに次期FRB議長をめぐっては、ムニューシン米財務長官がハト派のパウエルFRB理事を推していることなどが伝わり、ドル円は再び112円台後半まで押し戻される展開となりました。
今朝もドル円は昨日の流れを引き継いで112円半ばまで下落が進みましたが、米債利回りの下げ一服すると112.5円台で反発し、その後はもみ合いが続いています。
★北朝鮮、週末の雇用統計に向けて警戒ムードも
ドル円はここ何度か113円を試していますが、いまひとつ勢いが足りず、といった感じです。
12月の追加利上げ期待や、好調な米経済指標はドル買い要因ですが、10月10日、18日に向けた北朝鮮情勢など、警戒が必要なリスク要因も存在しています。
さらに今週末は最重要指標である米雇用統計の発表も控えているため、指標の発表に向けて今後様子見ムードになっていくことも予想されます。
★NY時間のADP雇用統計など経済指標に注目
今日のNY時間は、米雇用統計の前哨戦となる「ADP雇用統計」の発表があります。
今回の雇用統計は、ハリケーンの影響が市場の事前予想では前回から大きく下げた13.5万人という予想になっています。
ハリケーンの影響で前回より大きく下がることが予想されてるので、もしも結果が上回れば米景気の強さが再認識されます。
利上げ期待の上昇からドル円がもう一段上に上昇する可能性もあります。
今夜は他にもISM非製造業景況指数や、イエレン議長の発言など、注目される材料がいくつか控えています。
指標の発表後のドル円は大きく変動する可能性もあるので、ポジションの整理や変動対策はしっかりしておきましょう。
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