★米耐久財受注の結果が予想を上回りドル円上昇

ドル円は引き続き上昇基調が続いています。


NY時間に発表された米耐久財受注が予想を上回る好結果となっていたことを受け、約2カ月ぶりとなる113円台までドル高が進みました。

 

さらに昨日は注目のトランプ政権の税制改革案の発表もあり、法人税の20%への引き下げなどを受けてドル円が上昇しています。


税制改革案については事前に内容が知らされていたことや、すでに反対論も出ていることが上昇を抑える重石となり、相場の反応もそこまで大きくなかったようです。


昨日公表された税制改革案の議会承認はこれからですが、長期的に見ればドル買い要因となります。

 


★上昇後に調整の動きも112円台半ばを維持

113円台まで上昇したドル円は、その後ロンドンフィキシングと調整の動きもあって反落しています。


しかし、反落した後は112円半ばで再び反発しているところを見ると、ドル円相場が一段上のレンジに入った可能性もあります。

 

注目されていた税制改革案のイベントを通過したので、相場は材料不足で様子見の雰囲気となり、今朝からのドル円は112円後半でのもみ合いが続いています。

 

そして今日は米GDP(確定値)の発表をNY時間に控えています。材料不足の雰囲気もあるので、重要度の高い今夜の指標には注目です。指標の発表時は相場の変動にも気を付けておきたいですね。

 

 
★ドル円は再び113円台を回復する?NY時間の米GDP確定値にも注目

もみ合いが続いているドル円ですが、一段上のレンジに入った相場はこれから再び113円台を目指して上昇する可能性もありそうです。

 

反対論は出ているものの、長期的に見ればトランプ政権の税制改革はドル買い要因であり、日本では今日衆議院の解散が行われます。解散、総選挙は円売り要因ということで、ドル円の上昇につながる要因が複数存在しています。

 
そしてドル円の上昇の重しとなっているのが、北朝鮮情勢です。来月10日は北朝鮮労働党創建記念日ということで核実験やミサイルの発射が警戒されています。

 

ですが今のところ大きな動きもなく、イベントを通過した相場はリスクオン気味にもなっています。

 

今後とくに大きなニュースもなければ、ドル円は再び113円を目指す可能性も大きいです。


今日はNY時間の指標に注意しつつ、相場をよく見ていくようにしましょう。

 


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