★FOMC後のドル円はドル高基調が続く
昨日はFOMCを通過しドル高の相場が続く中、日銀金融政策会合に注目が集まっていました。
しかし黒田連銀総裁の会見では市場の反応も限定的で、112円台で上下していた相場はNY時間になると再び112.5円台を回復して終了していました。
FOMC、日銀会合を通過後のドル円は特に大きなイベントもなく、このまま週末に向けてドル高基調が続きそうです。
ですが週末ということもあり、調整の動きには注意が必要です。
★週末と北朝鮮リスクでドル円は円買いが進む
今朝の報道で、北朝鮮が「かつてない規模の水爆実験」の可能性を示唆したことが伝わりました。
先日トランプ大統領が北朝鮮を「完全に破壊する」と強く警告したことに対して、北朝鮮の金正恩委員長は「史上最高の強硬対抗措置を検討する」と反論しました。
トランプ大統領と北朝鮮のこのような挑発の応酬は今までにも繰り返されてきましたが、週末を前にした市場は北朝鮮リスクを警戒して円買いの動きが強まっています。
今朝は112.5円台にあったドル円も次第に円高が進み、東京市場の後半には111.6円台まで大きく下落していました。
午後になり徐々に値を回復し始めたドル円は、現在は112円付近を挟んだもみ合いになっています。
週末ということもあり、調整の動きに今朝の北朝鮮リスクが加わったので、休日中の北朝鮮の動きを警戒して今後のドル円もしばらく動きづらい展開が続きそうです。
取引に慣れるまでは、相場の変動に備えて週末はポジションを解消した方が無難です。
★来週は米GDPに注目
今週はFOMCという注目ベントを通過し、その後は材料待ちの相場になっていました。
しかし週末は再び北朝鮮リスクでドル円が下落、このままNY時間にかけてFOMC後の値を回復するのか気になるところです。
来週は米GDPや新築住宅販売件数など、重要度の高い経済指標の発表が控えています。
週末は北朝鮮リスクが警戒されていますが、ポジション調整等変動対策はしっかりしておきましょう。
来週も経済指標など相場の変動には気を付けながら見ていくようにしましょう。
▼FXとは?漫画で解説
▼初期資金はどれくらいがいいの?
▼お金を長期で運用するなら
漫画でわかるFX入門アプリ
24時間好きな時間に出来て、主婦やサラリーマンに人気のFXの魅力を漫画で解説!
初心者でも始めやすい秘密を、項目ごとにまとめて分かりやすく説明しています。
◆Androidの方はこちら
◆iPhoneの方はこちら