★北朝鮮リスク後退で市場の関心は米経済と利上げへ

昨日国連安保理で北朝鮮への制裁内容が決定され、制裁内容が軽減されたことで市場の北朝鮮への警戒感も緩和されてきています。

 

リスクオフが後退した今週のドル円は週明けから上昇を続け、110円台を回復。今朝のドル円は小さく窓を開けて始まりましたが、110.2円台まで上昇した後は110円付近まで反落しています。


北朝鮮やハリケーンなどのリスク要因が後退したことで、市場の注目は再び利上げや経済指標に戻りつつあります。


経済指標の発表が今日から週末まで続き、来週はFOMCが控えています。

 

北朝鮮リスクは完全に払拭されたわけではありませんが、今後は指標や利上げ観測に注目が集まりそうです。

 

 
★注目は明日の消費者物価指数(CPI)とFOMC

来週のFOMCで年内の追加利上げ観測に関心が集まる中、市場の注目は明日発表される米消費者物価指数(CPI)に集まっています。


市場の予想では前月比、前年比でどちらも伸びが期待されています。


明日の結果は予想通り良好であれば、インフレ低迷を懸念する複数のFOMCメンバーの見通しの変化に影響する可能性もあります。


ドル円は北朝鮮やハリケーンなどのリスク要因の緩和で上昇基調になっていますが、今後は指標イベントを控えて現在の110円を維持できるかどうか気になるところです。

 
★今夜の生産者物価指数(PPI)にも注目

来週のFOMCに向けて明日の米消費者物価指数(CPI)に注目が集まっていますが、今夜発表される生産者物価指数(PPI)も忘れずにチェックしておきたいところです。


こちらも事前予想では前回より伸びることが予想されているので、今日の結果次第では明日の消費者物価指数への期待も高まりそうです。

 

北朝鮮リスクの後退で市場の関心は利上げと指標に変化しつつありますが、今後も北朝鮮の動きには注意が必要です。


市場も度重なる挑発行為にすでに慣れてしまっている雰囲気もありますが、一時的な相場の変動にも気を付けるようにしましょう。

 

今夜からの指標イベントに備えて、変動対策などはしっかり準備しておきましょう!


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