★ジャクソンホールを控えて動きにくい相場に
今週は米韓合同軍事演習や、ジャクソンホール会議を控えて警戒ムードで動きづらい一週間でした。
そして先週に引き続き、トランプ大統領の発言によって相場が左右される場面も目立ちました。
先週は白人主義団体と反対派の衝突事件に対する発言でドル売りが進み、バノン氏解任で買い戻されていましたが、今週はアリゾナ州の集会での発言が問題となり再び下落していました。
★イエレン議長講演前にドル買い進む
そして昨日は、今週の注目イベントであるイエレン議長のジャクソンホールでの講演が行われました。
NY時間にかけては、イエレン議長が講演で、今後の金融政策の見通しに対して前向きな発言をするのでは、という見方が広がり、講演前は期待のドル買いで109.8円まで上昇しました。
講演前のドル円は110円到達までもう少しのところまで上昇しましたが、講演テキストが公表されると、その中に金融政策についてのコメントが無かったことから一気にドル売りが進み、109.8円にあったドル円は109.1円台まで一気に下落しました。
その後はドラギ総裁の講演を経て、109.3円台まで反発して終了していました。
★週明けの相場の動きに注意
今週の注目イベントであった、イエレン議長のジャクソンホールでの講演が終了し、結果は市場の予想に反したドル売りで下落しました。
ジャクソンホール会議は明日26日までの予定になってるので、休み中の情報はチェックしておくようにしたいですね。
そして今朝は北朝鮮情勢にも動きが見られました。
北朝鮮は今朝になって3発のミサイルを日本海に向けて発射し、3発とも失敗に終わったという報道が伝わりました。
今回のミサイル発射による日本への影響はありませんが、米韓合同演習が終了するまでは、引き続き北朝鮮リスクにも警戒が必要です。
来週は北朝鮮情勢や、ジャクソンホール会議を通過した週明けの相場の動きに注意するようにしましょう。
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