★FOMC議事録を受けてドル円急落
昨日はNY時間に発表されたFOMC議事録に注目が集まっていました。
北朝鮮リスクへの警戒感が緩和されたことで、昨日は111円近くまで上昇していたドル円でしたが、NY時間に発表されたFOMC議事録を受けて110.0円付近まで急落しています。
★ハト派寄りの内容に追加利上げ期待が後退
NY時間に発表されたFOMC議事録では、インフレ率の目標である2%到達が、現在の見通しよりも長期化する可能性があると示していました。
ハト派寄りな議事録に、市場では年内の追加利上げ期待が後退したようです。昨日の議事録発表後のドル円は、110円後半から110円付近まで急落しました。
今朝は110円を挟んでのもみ合いが続いていましたが、先ほどから109円台後半まで下がり始めています。
午前に発表された豪雇用統計の結果も影響して、この下落の流れはしばらく続きそうです。
★トランプ大統領がドル売り要因に
昨日はFOMC以外に、トランプ大統領関係でもドル売りの動きが出ていたようです。
白人至上主義と反対派の衝突でトランプ大統領は「双方に非がある」とコメントし、白人至上主義を強く批判しなかったことが取り上げられていました。
さらに、トランプ大統領が創設した「製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラム」からメンバー脱退が相次ぎ、フォーラムの解散を決定したことも政治的リスクとしてドル売り要因になっているようです。
北朝鮮リスクが緩和されたことで買い戻しが進んでいたドル円でしたが、現在は再び下落方向に進んでいます。
北朝鮮リスクは引き続き注意が必要ですが、トランプ大統領関係のニュースにも気を付けながらよく見ていきたいですね。
▼FXとは?漫画で解説
▼書金資金はどれくらいがいいの?
漫画でわかるFX入門アプリ
24時間好きな時間に出来て、主婦やサラリーマンに人気のFXの魅力を漫画で解説!
初心者でも始めやすい秘密を、項目ごとにまとめて分かりやすく説明しています。
◆Androidの方はこちら
◆iPhoneの方はこちら