★続く北朝鮮警戒ムード 生産者物価指数は弱い結果に
昨日も北朝鮮を警戒したリスクオフの動きが続いています。
東京時間にはゴトー日ということもあり、仲値に向けて110円前半まで上昇したドル円でしたが、仲値を過ぎると、欧州時間からNY時間にかけては再び下落の流れが続きました。
NY時間には生産者物価指数(PPI)が発表されましたが、市場予想を下振れしたことでドル売りの流れに。
注目されていたダドリーNY連銀総裁の講演では、インフレの低迷を懸念する発言も見られましたが市場はすでに下落の流れになっていたこともあり、反応は限定的でした。
北朝鮮リスクを警戒した円買いの動きに、生産者物価指数(PPI)の弱さを受けたドル売りの動きで、ドル円には下落圧力がかかっています。
今朝も下落が続いていますが、一時は108円後半まで円高が進む場面もありました。
★今夜発表の消費者物価指数(CPI)に注目
NY時間には今週の注目イベントである消費者物価指数(CPI)の発表が控えています。
消費者物価指数(CPI)はインフレを分析するための最も重要な指標とされ、利上げ観測で注目が集まる今夜の発表時は、相場の変動にも注意しておきましょう。
昨日発表された生産者物価指数(PPI)が弱い結果になったことで、今夜の消費者物価指数の結果にも警戒ムードが漂っています。
★夏季休暇ムードはお盆明けまで
今日は「山の日」で祝日なので、東京市場は今日から3連休となります。夏季休暇で参加者も少ない相場では、このまま下落の流れが続く可能性もあります。
FXの夏季休暇はお盆明けまで続きます。
今後の経済指標と北朝鮮情勢に相場は左右されることになりそうですが、今日は北朝鮮関係のニュースにも注意しつつ、指標の発表に備えるようにしましょう。
★明日から3連休のためポジション調整の動きにも注意
明日は「山の日」で祝日になるため、東京市場は明日から3連休に入ります。明日からお盆休みになるので、連休前のポジション調整の動きに注意が必要です。
夏季休暇期間は市場参加者が少ないため動きが乏しいですが、一部の動意で相場が変動しやすくなる点にも気を付けましょう。
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