★米ワシントンポスト紙「北朝鮮はICBMに搭載する小型核兵器の開発が可能」
昨日のNY時間に、米ワシントンポスト紙が「北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載する小型核兵器を開発する能力がある」との分析を発表したことにより、市場はリスク回避のための円買いが進んでいます。
今朝も北朝鮮が米領のグアムへ攻撃する作戦を検討しているとの報道が伝わり、北朝鮮リスクへのさらなる警戒感からドル円は110円割って109円台まで円高が進んでいます。
北朝鮮のグアムへの攻撃報道に対してトランプ大統領は、「これ以上米国へ脅しをかけるようなら、世界がこれまでに見たことないような炎と怒りに直面する」とコメントしています。
★ドル円の上昇要因となった求人労働異動調査(JOLTS)
昨日のNY時間のドル円は一時上昇する場面がありました。
ドル円はこの日発表された求人労働移動調査(JOLTS)を受けて110.8円まで上昇しましたが、この指標は普段は特に大きくは注目されない指標です。
求人労働異動調査(JOLTS)とは、アメリカの労働省が発表する、商業、工業など各労働分野の求人・採用・離職の統計を取るために開発されたものです。
米雇用統計で強い結果が発表された後だったので、今回の求人労働異動調査(JOLTS)の結果も良好なものになっていたようです。
市場は夏季休暇期間ということもあり、材料不足の中で普段はあまり注目されない指標にも反応したようです。
★北朝鮮リスクや週末の指標を控えて警戒ムード
夏季休暇期間で市場は参加者が少なく、週末には指標を控えているため様子見ムードが続いています。
そして昨日は再び北朝鮮リスクに対する警戒感が高まり、ドル円はリスクオフで110円割れの下落が進んでいます。
今日も日米で特に目立つ指標もなく、引き続き北朝鮮リスクへの警戒感から円買いが進むと思われます。
この下落がどこまで進むかは、今後の報道次第ということもあり、ニュースや要人発言には注意が必要です。
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