★ISM製造業景況指数と建設支出の低下でドル円下落

昨日は個人消費支出(PCE)など、いくつかの経済指標が発表されています。


インフレ動向から注目されていた個人消費支出(PCE)は、市場の予想と変わりない結果になりましたが、ISM製造業景況指数はわずかに予想を下回り、建設支出がマイナスという弱い結果になっていたことでドルが売られました。

 
★建設支出とは

建設支出とは、毎月着工された住宅・商業施設などの公共施設の建設にかかった費用を統計した指標です。


建設費の増加は景気の向上を示すため、建設支出が高くなるとドルも買われやすくなります。

 

今回はこの建設支出が予想の0.4%を下回り、-1.3%という弱い結果になっていました。


住宅や施設の建設は金利や景気動向と関係しているので、今回の弱い結果を受けてドルが売られたようです。

 

 
★今夜のADP雇用統計に注目!

昨日の経済指標発表後のドル円は109円後半まで下落しましたが、その後は反発。今朝も上昇は続いていて、現在は指標発表前の110円半ばまで値を回復しています。

 

トランプ政権の政治的リスクが懸念される中、弱い指標を受けて市場の利上げ観測は後退気味になっています。


週末に米雇用統計の発表を控えているので、今後も様子見ムードで動きづらい相場が続きそうです。

 

今日は週末に発表される米雇用統計の先行指標である、ADP雇用統計が発表されます!


先月の雇用統計が強い結果だったことから、今回のADP雇用統計の予想が高めになっています。ADP雇用統計は、雇用統計の前哨戦として同じく注目される指標になります。

 
取引に慣れるまでは指標の前にポジションを解消して、相場の変動に備えるようにしましょう。変動対策をしっかり行い、今夜の指標を忘れずにチェックしましょう!

 


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