★ドル円は反発して110円台後半を回復

14日の消費者物価指数を受けて108円まで下落したドル円は昨日のNY時間に反発し、現在は111円付近まで上昇しています。


FOMCで利上げが決定し、バランスシート縮小が発表されたことはドル買い要素ではありましたが、ドル円相場は109円後半で上昇を抑えられていました。


昨日の経済指標の強い結果を受けてドル買いの動きが再熱したようです。

 

 
★ニューヨーク連銀製造業景況指数が大幅伸び

昨日はいくつか米指標が発表されましたが、その中でもニューヨーク連銀製造業景況指数が予想を大幅に上回る好結果でした。


NY連銀製造業景況指数の市場の予想は5でしたが、結果は19.8と大幅な伸びとなっていました。同時に発表された新規失業保険申請件数も、前回値から減少し良好な結果です。

 

今回の強い指標の結果を受けて、FOMC前に108円まで下落したドル円相場は110円後半に上昇し、FOMC前後で大きく上下しました。

 

 
★日銀金融政策決定会合とロシア疑惑でドル円は伸び悩みも?

今日は日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁会見が予定されています。

 

今回の会見ではテーパリングについての言及があるのかどうかに注目が集まっています。テーパリングが開始されると金利が上昇するため、円高要因となります。

 

更にロシア疑惑では、大統領近辺の捜査が拡大されるとの報道があり、問題が深刻化する可能性が警戒されています。


今後はテーパリングとロシア疑惑への警戒感が円高要因となり、ドル円の上昇を抑えることにもなりそうです。

 

今週はFOMCを挟んで上下動のある相場になりましたが、今日のイベントを通過し、来週までこの111円台を維持できるか気になるところですね。

 

 
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