★海外市場が休場で相場は動きも少ない
昨日は欧米市場が休場だったため、ドル円もほとんど動きがありませんでした。動きの少ないレンジ相場では、テクニカル分析やシステムトレードを活用して、効率よく取引できるようにしたいですね。
今朝のドル円は窓を開けてスタートしましたが、ギリシャが7月の利払い（約70億ユーロ）の支払いが出来ない可能性（債務不履行）があるとの報道を受けて、リスクオフの動きで111.3円から110.8円台にまで下落しています。
★FXにおける債務不履行（デフォルト）による影響とは？
債務不履行（デフォルト）とは、簡単に言ってしまえば借金の返済が不可能になるということです。FXでは債務不履行になると、その国の通貨は信用を失うため売られてしまい、通貨安になります。
今回ギリシャに約70億ユーロの債務不履行の可能性が出てきたことで、市場ではリスクオフから円が買われてドル円が下落しています。111円割れしたドル円は、現在110.8円台でもみ合いになっています。
今週は週末に米雇用統計を控えて調整ムードになると思われますが、今回のギリシャのデフォルトの可能性以外にも、北朝鮮情勢や、ロシア疑惑など、今後の展開に注意が必要です。
★今日は米経済指標のチェックを忘れずに
昨日は休場で動きのなかったドル円相場ですが、今日はNY時間にいくつか経済指標が発表されます。
米個人消費支出（PCEコア・デフレーター）など、重要度の高い指標もあるので、今夜の経済指標も忘れずにチェックするようにしましょう！
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