★注目の米雇用統計は強い結果に！
昨日発表された米雇用統計は、非農業部門雇用者数が21.1万人と、前回の9.8万人から大きく回復する強い結果となりました。
失業率も4.4％と予想を下回っています。
先日のFOMCで6月の追加利上げ期待が高まりましたが、今回の強い雇用統計の結果でその期待は確実なものになってきているようです。
利上げに関しては今後発表される米経済指標にも注目です。
★強い米雇用統計でもドル円の上昇はイマイチ？市場の注目は欧州通貨に
昨日の米今日統計の発表後のドル円は112円後半に上昇したものの、そこまで大きな動きは見られませんでした。
週末の日曜日に開催される仏大統領選に向けて、市場はユーロやポンドなどの欧州通貨買いの流れが強まっているようです。
今回の米雇用統計の好結果も市場は欧州通貨買いの材料として見る動きが多く、指標の発表後は欧州通貨買いにすり替えられてしまったと言われています。
フランス大統領選の決選投票は日曜日に迫っていますが、その結果には大きな注目が集まっています。
★来週はGW明け！市場参加者が増えた相場の動きに注意しよう
今週はゴールデンウィークで市場参加者が少なく、相場も動きづらい日がありましたが来週からは通常通りに戻ります。
日曜日にはフランス大統領選を控えているので、週明けの相場の動きには注意が必要です。
そしてフランス大統領選後には、韓国の大統領選（9日）も控えています。
今週は地政学的リスクも落ちつきましたが、当初は5月9日が北朝鮮のXデーとして注目されていました。
来週も北朝鮮関係で特にニュースが無ければ、ドル円は今週の流れで引き続き上昇する可能性もあります。
今後もニュースに気を付けつつ、週明けの相場の動きには注意していきましょう！
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