主婦Ⅹ(エックス)です。

わたしはFX(外国為替証拠金取引)で

1600万円を失いました。

これは人生詰んだわたしが、

立て直しを奮起し、孤軍奮闘する実話です。

 

 

1600万円。

改めて見ると、すごい大金です。

しかし、その渦中にいる時は、そんな実感もなく、

あっという間に溶けていきました。

 

FXは画面上の数字だけで動いている世界に感じるので、

なかなか実感が湧きません。

目の前で、現物のお札が減ったり増えたりしているわけではないから。

 

でも、実際に銀行残高は変化し、生活に影響を及ぼします。

1000万円あった残高は、ものの半年で0円になり、

さらに消費者金融で借り入れをしたり、

カードの利用額めいっぱいつぎ込むまでになっていました。

「なんとかして取り返さないと」と焦燥感でいっぱいでした。

 

もちろん、自分が働いたお金もFXに入金しました。

このお金がなくなっていく瞬間が

メンタル的に最もきつかった。

なんのために働いたのだろうと。

悔しい。悲しい。情けない。

言葉に形容しがたい、胸が引き裂かれる想いでした。

 

とにかく、なんとかしないとと、

YouTubeでテクニカルを学んだ気になり、

経済指標でファンダメンタルを知ったつもりになり、

まだチャンスはある、と甘い期待を抱き続けていました。

一時的に上手くいく時もあったからです。

 

しかし、現実的には取り返すどころか、

入金しては消え、入金しては消えを繰り返していきました。

わたしは、数社のカードの返済ができなくなった時点で、

八方塞がりになりました。

 

そして、債務整理に至りました。

債務整理をする際、情けない一方で、ほんの少し安心したのも事実です。

もうこれで、FXからは手を引いて、数年かけて計画的に返済していこう。

これくらいの金額だったら、まだなんとかなる。

誰にも言わずに、働いてしっかり完済しよう。

そう思いました。

 

ですが、そこですっぱりと辞めることができないのが、

FXにハマってしまった者の依存性の高さなのでしょう。

これはすべてのギャンブル依存に共通しているものなのかもしれません。

 

今度こそは、うまくやってみせる。

同じ失敗を繰り返さない。

コツコツ積み上げてすぐに引き出せば、プラスにできる。

必ず損小利大を守る。

 

そう心に誓い、再び戦場へと繰り出してしまうのです。