28日午前の東京外国為替市場で円相場は続落して始まった後は下げ渋っている。12時時点では前日17時時点から16銭の円安・ドル高水準である 104円01―04銭で推移している。朝安で始まった後はオプション取引に絡んだ104円50銭近辺での防戦の円買い・ドル売りが意識され、円はじわりと 下げ渋った。一部で「アルカイダが西側諸国に対する大量破壊兵器での攻撃を呼びかけるビデオを流す」との観測が報じられ、ドル売りを誘ったとの指摘もあっ た。円は10時30分過ぎに104円ちょうど近辺まで下げ渋った。その後「アルカイダが大量破壊兵器を持っている可能性を示す兆候はない」との米政府筋の コメントが伝わったことから、円の戻りも限られている。
朝方は円売り・ドル買いが優勢だった。3連休明けの27日の米国市場で原油先物相 場が大幅安となる一方、株式相場が反発したことから円売り・ドル買いが優勢になった流れを受けた円売りが先行。株式市場で日経平均株価が続伸して始まった こともあって、円は9時15分ごろに104円33銭近辺と、前日のニューヨーク市場で付けた安値である104円35銭に迫る場面があった。
円は対ユーロでは反発。12時時点では1ユーロ=163円29―34銭前後と前日の17時時点と比べ21銭の円高・ユーロ安水準で推移している。前日の海 外市場で米株高を背景に内外金利差に着目した円売りが出て、円は対ユーロで4月28日以来の安値を付けた流れを引き継いだ。ただ、東京市場では短期筋の利 益確定目的の円買い・ユーロ売りが円を支えたほか、続伸して始まった日経平均が下げに転じたこともあって円は対ユーロで上昇に転じている。
| ユーロ(円)(28日、13:01) | 163.27-163.31 | ▼ | -0.23 | (円高) |
|---|---|---|---|---|
| ユーロ(ドル)(28日、13:01) | 1.5692- 1.5695 | ▲ | +0.0002 | (ドル安) |
| 英ポンド(円)(28日、13:01) | 205.45-205.58 | ▼ | -0.57 | (円高) |
| スイスフラン(円)(28日、13:01) | 100.80- 100.89 | ▲ | +0.01 | (円安) |
| 豪ドル(円)(28日、13:01) | 99.93-100.00 | ▲ | +0.02 | (円安) |