通貨先物と円預金を組み合わせる方法をドル預金と比較しながら説明します。左側がドル預金で運用する場合で、右側が通貨先物と円預金で運用する場合の流れです。太い枠で囲った部分が為替の売買です。ドル預金の場合、ドルを直物で買い、それを高金利で運用した後、そのときの直物で円に戻します(場合によっては、ヘッジのドル売りを受け付けてくれるところもある)が、通貨先物の場合は、ドルを先で買い、いつでも転売するという点で異なります(もちろん、ドル売りから入ることも可能)。
先物は、銀行間の円金利とドル金利の差で決定されます(要するにフォワードの決まり方と同じ)。
左辺は、単純に円預金した場合の元利合計額。右辺は、元本を直物為替レートで割世界してドルに交換し、その金額をドル預金した元利合計を再び満期時の先物為替レートで掛算して円に戻したもの。左辺と右辺は、同じ金額になります。
たとえば元本を1億円として、円金利が0・50%のときは、1年後の元本合計は、1億50万円です。同時にドル金利が5・80%で、直物為替レートが1ドル=125円のときの1年後限月の先物為替レートは、1ドル=118・74円であるはずです。計算例を上に掲載していますので参考にしてください。
東京金融先物取引所の米ドル・日本円通貨先物の呼び値の単位は0・05ですから、「先物でドルの買付・円の売付」を1ドル=118・75円で行います。1年たって、「先物の転売」が手数料を含めてこの価格以上でできれば、利益があがったことになり、できなければ損失を被ったことになります。
もちろん、市場ではビッドとオファーがあり、必ずしも理論上の価格での取引ができるとは限りません。ただし、現物の外国為替市場の規模は十分に大きく、先物が理論上の価格から大きく離れると裁定が働いて理論上の価格に戻ります。また、東京金融先物取引所では、現在、マーケット・メーカー制度があり、すでに述べたようにビッドとオファーの最大幅は0・25となっています(マーケット参加者が少ないときなど、そうでない瞬間もあるようですが)。
為替益を目指して、外国為替相場に参入する方法について述べます。
外貨で頭金するとしても、手数料は意外に高いものです。往復の売買で2円は覚悟しないといけないことになります。また、98年の10月の相場のように、2、3日で20円も円高になるとお手上げです。高金利も吹っ飛んでしまいます。ヘッジのドル売りを受け付けてくれるところもありますが、タイミングも難しく、機動的とはいえないようです。
先物というと今でもイメージはよくないようですが、前述の通り、通貨先物は将来予測で価格が決定されるわけではなく、基本的なしくみは先渡しと同じで、現在価格と金利から価格が決定されます。つまり、先渡しと同じような利用方法が可能ということです。個人が外国為替相場を取引するには、コスト面、機動性という面で通貨先物が便利だと思います。
たとえば、外貨預金の場合、いくら手数料を支払うのでしょうか。外貨を買う段階で、1ドル=125円、手数を1円とし、割算しますと、元本の0・8%に相当します。預金の金利の段階では、銀行間金利5・8%から大口ドル預金金利5・0%を差し引くと、年あたり0・8%が手数料として引かれていることになります。
満期のときには、ドル売りを行いますが、これも買うときと同じで、0・8%。合計すれば年間で元本の2・4%にもなります。これでは、相場で勝っても手数料で負けるというパターンも考えられます。
一方、通貨先物を利用した場合、大ざっばにいえば、片道だと3000円÷(5万ドル×125)ですから、委託手数料は、買付と転売の往復で0・1%(1~2の取引の場合はもう少し手数料が高い業者もあるようです)程度です。取引の際のビッドとオファーの差も最大で0・2%(=0・25/125・00)程度です。
同じく為替益を目指すものにFXがありますが、なかなか勝てないと悩んでいる人が多いようです。勝てないFXはしたくない:というサイトが初心者向きで詳しく書いたあるのでおすすめです。
外貨で頭金するとしても、手数料は意外に高いものです。往復の売買で2円は覚悟しないといけないことになります。また、98年の10月の相場のように、2、3日で20円も円高になるとお手上げです。高金利も吹っ飛んでしまいます。ヘッジのドル売りを受け付けてくれるところもありますが、タイミングも難しく、機動的とはいえないようです。
先物というと今でもイメージはよくないようですが、前述の通り、通貨先物は将来予測で価格が決定されるわけではなく、基本的なしくみは先渡しと同じで、現在価格と金利から価格が決定されます。つまり、先渡しと同じような利用方法が可能ということです。個人が外国為替相場を取引するには、コスト面、機動性という面で通貨先物が便利だと思います。
たとえば、外貨預金の場合、いくら手数料を支払うのでしょうか。外貨を買う段階で、1ドル=125円、手数を1円とし、割算しますと、元本の0・8%に相当します。預金の金利の段階では、銀行間金利5・8%から大口ドル預金金利5・0%を差し引くと、年あたり0・8%が手数料として引かれていることになります。
満期のときには、ドル売りを行いますが、これも買うときと同じで、0・8%。合計すれば年間で元本の2・4%にもなります。これでは、相場で勝っても手数料で負けるというパターンも考えられます。
一方、通貨先物を利用した場合、大ざっばにいえば、片道だと3000円÷(5万ドル×125)ですから、委託手数料は、買付と転売の往復で0・1%(1~2の取引の場合はもう少し手数料が高い業者もあるようです)程度です。取引の際のビッドとオファーの差も最大で0・2%(=0・25/125・00)程度です。
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