FX(外国為替証拠金取引)の基礎
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FXの基本 FXにおけるリスク

FXが投資である以上、リスクが全く無いと言うような事はありえません。具体的にどう言ったFXのリスクがあるのでしょうか?FX取引は値段が動くからこそ、利益も出ますし損も出ます。それ自体は悪い事ではありません。FXの場合に気をつけないければならないのが、「レバレッジが効いている」という点 です。例えばFX口座に5万円を預けて100万円分の取引が出来るようになった場合。1ドル100円として、1万ドルを買ったとします。そうすると、ドルが110円から109円になった(1円動いた)だけで、あなたのFX口座の資産は1万円減る事になるんですね。FXはレバレッジをかける事で少ない元手で始 められる反面、値動きの影響も大きくなってしまいます。FXと違い株の投資では1円動いたくらいでは、利益にも損にもなりませんがFXでは1円動くと、それだけで大きな利益も出ますし、損になる事もあります。株投資の感覚とはずいぶん違ってきますので、これは「小さな値動きをちゃんと見る」という癖をつけておきたいFXのポイントです。またFXは流動性リスクが少ないとはいえゼロではないという認識はしておくべきです。とくにこれはマイナーな通貨でFX取引している場合は注意が必要です。テロや事故・事件の影響で大きく市場が変化してしまう事はFX取引には十分に考えておきましょう。

FXの基本 FXのメリット

FXを副業としてとらえている人には大きなメリットになると思うのがやはりFXは24時間取引ということです。これは、会社で働きながら株投資などをした事のある方でしたら、どれほどありがたいか実感できるでしょう。もし夜の取引ができなければ、会社の上司に睨まれながら仕事中にFX取引の為の為替チェックをしてしまうことになるでしょう。FXは24時間開いていますので、例えば夜10時に帰宅したとしても、そんな遅い時間でさえ、FXの市場は開いていますのでリアルタイムに好きな時間までFX取引が可能です。また、これは少し専門的なお話になりますが例えばベンチャー企業の株の売買などですと、流通している株の量が少ないですから、少しでも悪いニュースが出ると、売りが殺到して(しかも買い手がいないため)あなたが売り注文を出しても、決済されない事があります。(流動性リスク)FXの場合は、世界中の投資家がFXの参加者ですから、FXの市場の規模も世界一です。どんなに状況が急に動いていようとFX取引では、「注文を出しているのに通らない」という事は起こりません。流動性という面で見るとFXは安全ということになります。これも大切な理由の一つですね。もちろん、これは通貨と株式の取引を比較しているので具体的な比較をしていいものではないかも知れませんが、十分にFXのメリットとして認識していいものでしょう。

FXの基本 FXのメリット

FXをするメリットはいくつもありますが、何よりFXは小さな金額で始められることが最大のメリットでしょう。これは、預け入れたお金をFXの「証拠金」として扱い、それを担保として、FX取引のできる証券会社から大きな金額の取引を行う権利を得るというFXの仕組みから来るメリットです。FXの実際の取引は、売買の損得のみを決済します(FX取引)の差金決済から、失敗した分の損が、FX口座の預け入れたお金の範囲内であれば、FXは元手が少なくても大きな取引が出来るのです。例えばFX口座に5万円を預けて、100万円の取引を行える状態になる事を、「FXでレバレッジが20倍」と言います。要は「預けた金額の何倍まで取引可能か」という数字。これは各社さんによってまちまちですが、大体は101日あたりの値動きが2円以上もあるような日は稀です。手数料だけで損をしてしまう可能性が高いのが外貨預金です。この点で、FXならば一般的には1ドルあたり5銭前後の手数料ですから、手数料で損をする可能性が低くなります。倍から30倍程度でしょう。また、手数料の安さも大きな要素と言えるでしょう。外貨預金の場合、「仲値」と言われる、その日の朝10時のレートで取引が行われます。その時、ドルを買うなら仲値にプラス1円の金額となり、ドルを売るなら、仲値からマイナス1円の金額で決済されてしまいます。往復すると2円分の手数料が取られます。とくに取引が一日に何回も繰り返す場合にはFXでの取引との差は大きくなるでしょう。