大きな環境の変化のあとに初めて、必ずと言っていいほど一つ上の次元の成長が生まれる。逆に今の環境にい続ける限り、今の延長線上での進歩しか生まれないんだ。
目標に一歩一歩向かっていても、変化や成長を感じられなくなる時期が必ずやってくる。はじめは日々成長を感じていたはずなのに、全くそれが感じられない。スランプと呼ばれる時期だ。
多くの人はこの時期が長引いてしまうと、自己嫌悪に陥ってしまって、諦めてしまったり落ち込んだりしてしまう。
でもこれは、今の考え方・取り組み方・方法では、そろそろこれが限界ですよというサインでもあるんだ。
こうしたスランプを経験することで初めて、今の自分を見直したり考え方を改めてみようという意識が生まれる。この時期があるから、考えもしなかったことを考えてみたり新たなアイデアを思いついたりする。
だから、もし成長が止まっているように感じられたら、それは一つ上の次元の自分に成長するチャンスだと思って良い。今の考え方・取り組み方では、もうそこが限界に来ているんだ。
同じような思考・同じような行動をし続ける限り、同じような結果しか生まれない。毎日同じようなことをしているのに、ある日突然全く違う結果が現れることはないんだ。
常にひとつ上の変化や成長をつくっていくためには、常にひとつ上の環境にい続けなくてはいけない。現状で満足できるような環境にいる限りは、大きな変化は絶対に生まれないんだ。
何か新しいことを始めるときも、まずは準備をしっかりしてからと、知識や情報をたくさん蓄えることから始める人がいる。
そうではなく、先にその世界に飛び込んでしまって、今いる環境を飛び出すことが大切なんだ。そうすることで、自分に足りないもの・本当に必要なものがはっきり認識できるようになるから、一気に短時間で成長する。
英語なども、日本でちょこちょこ勉強するより、数ヶ月も英語圏で暮らしてみれば、勝手に英語の耳になって話すことができるようになる。
今の環境にい続ける限り、今の延長線上での人生しか生まれない。もし、もっと変化や成長したいのであれば、まずは思い切って先に環境を変えてしまうんだ。
はじめはすごく居心地が悪いけれども、いつの間にかその環境に合わせるように自分が成長して、ふと気付くとそこが自分の居場所になっているはずだ。