KNラオの警告@インターナショナルセミナー in 2017 | 人生が変わるインド占星術~清水俊介のインド式星読み帖

人生が変わるインド占星術~清水俊介のインド式星読み帖

最近「気になるインド占星術」について、6年間過ごしたインドの体験をもとに雑感・私感・寸感をつれづれに書いていきます。

2017年10月、インドのニューデリーにある

バーラティーヤ・ヴィディヤー・バヴァンの占星術コースで

毎年恒例のインターナショナルが開催されました。

 

バーラティーヤ・ヴィディヤー・バヴァンとはどういう学校なのかについては

以下(↓)の囲みの説明をご参照ください。

 

わたしは初回の2010年から毎年参加していますが、

2017年のセミナーは8回目になりました。

 

この年のセミナーは11日間に及びましたが、
8日目のクラスのタイトルは、

「カーラサルパ・ヨーガに騙されるな」

でした。

 

カーラサルパ・ヨーガという

実際には存在しない

ホロスコープ上のコンビネーションを語り

 

相談者を恐怖させ
高額な処方を勧め

大金を巻き上げる

 

そういう占星術家は

インドではけっこういるそうです。

 

日本では、そういうはなしはほとんど聞きませんね。

 

でも

「100万円の宝石を勧められた」

とか

「高額なコースを受講したけど中身はスカスカだった…」

という声は最近しばしば

聞くようになりましたね…。

 

自分の弟子を他人の教室に送り込んで

コンテンツを丸ごとゲット(盗む)するという人もいて

わたしも比較的最近、被害に遭いました。

 

さて

 

この回も、ラオ先生の警告から始まりました。

 

人を騙して大儲けをしていた占星術家のはなしをしよう。

 

かれはよくわたしに会いに来ていた。

かれはサンスクリットができた。

 

かれは人のホロスコープについて良くないところを指摘して恐怖させ、お金を巻き上げていた。

かれはカルマ・カーンダ(祭式)を知っていた。

 

「もしこれこれの金額を支払えば、護摩を焚いてあげよう、グラハ・シャーンティをしてあげよう」

 

そういっては客から金を巻き上げていた。

 

一度かれがわたしに会いにきたとき、わたしは警告した。

 

「いずれひどい目に遭うから、止めなさい」

 

以来、かれはわたしに会いに来なくなった。

 

ある日、バーラティーヤ・ヴィディヤー・バヴァン の女性がかれに騙された。

かれは、三万三千ルピーを彼女から巻き上げていた。

 

それを聞いて、わたしはこの老人に電話した。

 

「あなたはすでにカルマが返ってくる時期に入っている」

「もう止めなさい」

 

そして…

 

かれの次男が自殺した。

かれ自身も事故に遭った。

 

かれは外出をするのを怖がった。

四六時中、恐怖で身を震わせていた。

 

そして

 

また家の中で悲劇が起きた。

 

最後に

 

かれも死んだ。

 

かれは、わたしの警告を聞かなかった。

 

だから心して聞きなさい。

 

もし占星術を学び、そしてそれで稼ぐなら、正直に行いなさい。

こういうことをして無事だった占星術家を、

ラオ先生は「一人として知らない」ともいっていました。

 

気をつけましょうね。


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